カッパドキアは謎がまだ解明されてない、太古の遺跡です。

自然が作り出した不思議な形の岩、岩、岩。

奇岩を目の前にして自然の雄大さに感心していると、この下になんと地下都市が展開されていると聞かされ再び好奇心が沸き上がります。

なぜ、地下都市を作らなければならなかったのか。
人々はどんな理由でどんな生活をしていたのか。

どこから調べ始めていいのか迷うほど謎が多いのです。

そこで今回はカッパドキアの基本から

  1. カッパドキアとは何か?
  2. カッパドキアの地下都市の謎とは?
  3. 古代核戦争説の根拠と検証
  4. 謎まとめ

の順でお伝えします。

それでは一緒にカッパドキアの謎に迫っていきましょう!

カッパドキアとは?

カッパドキアはトルコの中央アナトリア地方のギョレメ国立公園にある奇岩石群と広大な地下都市として、世界遺産に登録されています。

この地は何百万年前もの昔、長い年月の間断続的に噴火が続きその噴火物による台地からなりたっています。

その台地の比較的柔らかい地層が長い年月をかけて水の浸食と風雨によって削り流され、固い地層が円錐型、尖頭型やキノコ型の奇妙な奇岩石を作り出したといわれています。

 

繰り返される噴火によって不毛の地となったカッパドキアに、人々の生活の痕跡があります。

どうしてこのような土地を人々は選んだのでしょうか。

カッパドキアの地下にはハチの巣状になって、広大な地下都市が建設されていて長い間暮らしていたというのです。

カッパドキアの地下都市の謎

地下都市は現代になって日常生活を送っている中で発見されました。

自宅の壁をぶち抜いたら謎の通路を見つけた人はその時、どんな気持ちだったのかと想像すると羨ましい気持ちになります。

 

インディ・ジョーンズの映画にあったような地下都市が広がり、住居や、修道院、教会、ワインセラー跡等もあり、他にも墓地や通風孔、トイレなど人々が暮らしていた痕跡があるのです。

映画で見られたような、円盤が横に転がって出口をふさぐ扉があり外からの侵入を防ぐようになっていた、という事は隠れ住んでいたのでしょうか。

また数万人の人が家畜も引き入れて暮らしていた跡も確認できます。

一説によるとアラブ勢力からキリスト教徒が逃れて隠れ住んだという事ですが、逃げ込んできたキリスト教徒だけで地下にこれだけの都市を作るというには大変な時間と労力が必要になってくるはずです。

色々と思いめぐらしていくうちに、「キリスト教徒はたまたま以前からあったカッパドキアの地下都市に逃げ込んできただけではないのか」と思ってしまいます。

いや、ほんと憶測の域を出ませんよ?^^;

でも中東の辺りには古代の電池らしきものも発見されていますし、信じられないような超古代文明があった可能性が高いと僕は思っています。

そうだとして、これだけの地下都市はなぜ必要だったのか、そしてせっかく造り上げた地下都市を人々は捨ててしまったのでしょうか。

 

いまだ解明されていない謎なのですが、調べているうちに興味深い説を見つけました。

古代核戦争説を検証!

「太古の昔に核戦争が起こったのではないか」説です。

紀元前400年~600年のヒンズー教教典の中の物語の一説が取りざたされたのです。

その描写があまりにもリアルで、広島に原爆が落とされた描写によく似ていました。

見たこともないことをここまで表現できない事や、その頃の地層に砂のガラス状に溶けて急激に冷やされたものが見つかったことから「古代核戦争」説が浮かび上がったのだそうです。

この辺りは別の記事でもお伝えしましたね。

 

人々は原爆の後遺症である死の灰や地上の変化から逃れて、ノアの箱舟の如く地下都市で長い年月をじっとこらえていたのではないか。

しかし、やがて人類が滅びてしまい地下都市だけが残った。
現代の科学でつくりだしたという「核」が太古の昔に古代核戦争で使われたのだろうか。

発掘された人の死骸には、放射能反応が出たものもあったらしいのです。

 

確かな文献も見つかっていないために、単なる空想の域として研究はされず解明されていないのです。

あるいは、核戦争は現代の「科学の推」として位置付けたいためにどこからか圧力がかかったか...。

謎が謎を呼びます。

以前お伝えしたモヘンジョダロも同じ感じでしたね。

インドの神話マハーバーラタに記されている『アグネアの武器』、まるで核爆発を見た人が書いたかのような描写があるのですが、これは本当にあったのではないか?と個人的には思っています。

だって、核かどうかはさておき、何らかの大爆発がない限り辻褄が合わないじゃないですか?

どう思いますか?

カッパドキアの謎~まとめ~

トルコ中央部に位置するカッパドキアは、近年にも新たな地下都市が発見されました。

いままでに都市と都市をつなぐ9キロのトンネルが発見されていますが、岩盤をこれだけ正確に掘り進める技術が太古の時代にあったのかと驚かされてしまいます。

カッパドキアには10万人が生活できる環境があったとも言われていますし、凄すぎますよね。

カッパドキアの奇岩群と地下都市はロマンと想像力を掻き立ててくれる素晴らしい世界遺産です。