「この恨みはらさずにおくべきか」

生きていると、その相手にどうしようもない怒りや恨みを抱くことは誰もがあると思います。

そんな相手に自分が直接手を汚さず、不幸にすることができたら。

その手段の一つに「生霊を飛ばす」というものがあります。
※やっちゃだめですよ。自分も大変なことになるので。

これは相手の生きる精力を奪い取る事ができますが、行った自分にも返ってくるリスクもあります

そんな「生霊を飛ばす」方法と、それが本当に貴方に必要なのかどうかも探っていきたいと思います。

生霊の飛ばし方とは?

まず結論から言ってしまえば「ひたすら念ずる、想う
方法論でいうと、これだけなんです。

人間誰しも何かしら他人と関わっていく上で、憎しみ、愛、怒りと言った感情は無意識の内に発生しています。

相手に対するそういった感情に執着する事によって、既に生霊は生み出されています

もし意図的に、憎い相手に向けてやるとするならば、それ以上に

  • ほぼ一日中相手に対して感情を念ずる
  • 執着する

を本当に絶やすことなく継続しなければなりません。

 

方法論としての生霊の飛ばし方を説明しましたが、それを行って本当に効果はあるのでしょうか?

生霊を飛ばすとどうなるか

まず生霊が飛んだかどうかを判断する基準があります。

生霊を飛ばした事によって憎い相手に与えたい負の要素、

  • 精神不安定
  • 不眠
  • だるさ、嫌悪感
  • 頭痛肩こり

等がそのまま自分に返ってきたら、生霊が飛んだと思ってもいいでしょう。

何故かというと自分自身が相手を執着して想う事によって、体内の余計なエネルギーが消耗されます

それによって負のオーラがビンビンに発せられ、相手に生霊を与える以前に、自分に良くない呪縛霊や浮遊霊を余計に引き寄せていることが考えられるからです。

自分が相手に与えたかった苦痛が、そのまま返ってくる可能性が高い。

こういったリスクや代償をおってまで、生霊飛ばしをすることに意味があるのでしょうか?

生霊を飛ばすなんて何の一利もない!!

生霊を飛ばすというのは、自分の運気や正気を消耗し負の感情にひたすらエネルギーを消費する事になります。

このような事をやっていると、日常においても仕事や健康面でのパフォーマンスが著しく低下し、体調不良や人間関係の悪化を招き大切なものを失いかねません

一時の恨みつらみの感情を晴らした代償は、あまりにも危険で大きくはないでしょうか?

 

僕自身も関係が順調にいってた女性にふられたことがあり、彼女にも色んな事情があってそうなった。

責めてはいけないことは頭では分かっていましたが、どうしても受け入れられなくて怒りに任せた筋違いなメールを送ってしまいました。

この時点で、僕の周囲には激しい生霊が飛んでいたのかもしれません。

結果として、もの凄い剣幕で
「自分がふられたことに納得のいく理由がほしいだけでしょう!?もう二度と関わりたくない」と相手にブチ切れられました。

全くおっしゃる通りで何の言葉もでませんでした。

その後は情けない後悔の嵐に苦しみました。
あのまま綺麗に別れとけば、どれだけよかったか。

本当に相手を傷つけて自分にも跳ね返ってくる、何のいい事にもならない馬鹿なことをしたと悔やんでも悔やみきれません。

彼女に対してあまりにも最低なことをしたと、お詫びのしようもありませんでした。

恨みにして返したところで誰も幸せにはなれませんよね。

 

人を呪わば穴2つ」といいますが、相手に害を与えようとすると自分にも返ってきて破滅する。

霊が介入しなくても、お互いが傷つくことは何の一利もありません

そうならない為にも、どう見方を変えるべきでしょうか。

生霊を飛ばさないようにするにはどうすればいいか

ただ気にしない、感情を忘れると言っても簡単にはいかないかもしれません。

それでも生霊を誘発する負の感情を、これ以上起こさない環境を作る事に注力しましょう。

あえて忙しい状況をつくる

とにかくその相手の事を考えてしまう時間を作らないことが大切です

仕事や習い事でもいいですし、一日の中でできうることをたくさん精力的にこなしていく。

そうすることによって自分の人間力も向上しますし、仕事でのモチベーションや評価もUPしていいことだらけです。

別の楽しい事に集中する

まずは自分自身が楽しくなりましょう

成長できる変われるいい機会としてとらえ、何か前からやりたかったことにチャレンジする。

スポーツをする、旅行に出かけるなんでもいいとおもいます。

リア充になりましょうww

笑顔でいる

笑うかどには福来るです。

生霊は人間の負の感情によって生みだされるもの。
それを発している時は、自分の表情もものすごくよどんで激しくなっているのは想像にかたくありません。

余計に生霊でてきますよね。

笑いましょう。

笑う事で人体の免疫力が上がることも医学的に証明されていますし、そこに生霊がついたり生まれたりする要因はありません

ネットでお笑いの動画を観るのがオススメですよ。

相手に期待しすぎない

相手に対する感情のひずみが起きるのは、相手に何もかもを求めすぎていることにあると思います。

もとよりこの感情をコントロールできれば、人間関係の問題は9割は解決できると考えます。

悪意があるわけではないけど、相手に懸命に尽くして善意を施してやったことでも意外とその本人はあまり重く受けとめていません。

そのまま見返り等はないのが、ほとんどだと割り切っている方が気が楽になります

「ここまでしているのにどうして期待に応えてくれないんだ!?」

皆そのギャップで悩んでいるんですよね。

でもそこを何とか乗り越えることで、相手を憎むという最も生産的でないことを避ける事ができるのです。

 

本当に満たされている人は、相手を執念深く想う事も無く、目の前の自分の仕事や幸せをより繁栄させようと注力するものだと思います。

生霊の飛ばし方やリスクはOKですね。

最後におさらいしておきましょう。

生霊の飛ばし方〜まとめ〜

生霊を送るのは、常に負の感情を持って相手を念じなければいけないため、生産的な行為とは言いがたいことです。

注意すべき点は以下の3点になります。

  • 相手に与えたい負の要素がはねかえってくる
  • 物凄いエネルギーを消耗し自分が不幸になるだけ
  • 生き霊がつかない出ない環境作り・マインド作りに努める

 

これまで述べてきたことも大切ですが、常に周囲とわだかまりができない信頼関係や人間関係を築いていれば、生霊を送られるというリスクは軽減されるのではないでしょうか。

勿論、自分自身も相手にマイナス感情を持たないように、常に余裕を持って相手に歩み寄る優しさと強さをつけることが必要ですね。

何度もお伝えしますが、生霊飛ばしたら大変なことになるのでやらないで下さいね^^;

こちらもご覧ください。