また・・嘘つき霊能者に当たってしまいました。

いや、もう霊能者なんてほとんど嘘つきなので行かないようにしていたんですが、少し霊能力のある友達が、知り合いの霊能者兼占い師を紹介するから。

と言うので「せっかく紹介してくれるなら行ってみようか。この人が言うなら間違いないんだろうな。」ということで行ってきたんです。

友達曰く、その人はこれまで数々の霊視をしてきていて、見えるはずのないものを何度も当ててきたらしい。

例えば「あなたの家の向いに、ケーキ屋さんあるでしょ?」的な。

相談者は「ケーキ屋なんてありませんよ。」状態だったらしいのですが、後で近所の人に確認したら、数年前まで確かにそこにケーキ屋があったことが後で分かったり。

 

これ本当だったらスゴイですよね。
(ああ、ほんとに霊視できるんだなぁ)って思うじゃないですか。

だから、行ってきたんです。
特に相談したい内容もなかったんですが、せっかくなので(^_^;)

そして・・・

霊能者との出会い

予約をして伺った霊能者の家。
出てきたのは和服を着た、60代くらいのおばさんでした。

やけにガツガツ来る感じのおばさんで、得意としているのは霊視と四柱推命。

早速生年月日をきかれました。
(四柱推命なら自分である程度出来るんだよな)と思いつつ(笑)

 

何やらおもむろに四柱推命の参考書的な書物を取り出し、紙に干支や年齢を記入していきます。

そして・・

 

霊能者「今日は何を占ってほしいわけ?」

僕「ん〜・・そうですね。特に困っていることはないんで、今後注意することなどあれば教えてください。」

霊能者「困ってることないのに来る人も珍しいわね。今空亡に入ってるけど、あと10年位は何をやっても上手くいくわよ。何も言うことない。」

 

僕「(それはわかってるんだよな。自分でできるし。)そうですね。」

的な不毛な会話を暫く続けてから、こう聞いてみました。

 

僕「大運天中殺はいつですか?」

霊能者「大運天中殺?大運は、計算するのに時間がかかるから今は わ・か・ら・な・い。」

 

僕「(今の時代、大運天中殺なんてネットを使えば10秒で分かるんだけどな)そうなんですか。」

霊能者「大運天中殺は10年運だから気にする人も多いけど。」

(じゃあ教えてよ)と思いつつ(次回へつなげるパターンなのかな?)と思ったり(^_^;)

 

そこで、
僕「あっ、それなら、霊視してもらえますか?」

霊能者「何を見てほしい?」

僕「僕の守護霊さんが誰か教えてください。」

 

ぼ〜っと僕を見つめる霊能者。
(いっ、いつものパターンだ)

霊能者「あなたの親戚で、50代でなくなってる男性がいるでしょ?」

 

僕「ん?ん〜〜〜〜・・・(いっ、いねぇ・・。)」

霊能者「母方かな?母方でいない?」

 

僕「いないですね。」

霊能者は再び僕をじ〜っと見つめ・・・
霊能者「じゃあ父方かな。」

僕「(母方も父方も50代で死んだ人いないです。男も女もいないです。)いないですね。」

 

あ〜〜〜〜〜〜!!!!!
この人偽物〜〜〜〜〜〜!!!

全然霊視できてないし〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

と、言うわけで、完全な偽物占い師でした。

 

鑑定料5000円(1時間)・・・こんなに損した気分になったのは久しぶりでした。

この人の場合に限らずですが、偽物霊能者や占い師って、特徴があるんですよ。

偽物占い師の見分け方

偽物霊能者や占い師の特徴、見分け方、それは・・・・

  1. やたらと表情を読みたがるところ。
  2. そして、自分の意見を押し付けたがる。(人の話を聞かない)

この2つ。

例えば、こんな感じ。

霊視ではなく表情を読んで判断

おじいちゃん子かおばあちゃん子か聞きたい場合、

「あなたは、おじいちゃんおばあちゃん、どちらに可愛がられたのかと言ったら、おじいちゃん・・・」

(ここでこちらの表情を読む)
で、おじいちゃんだと思ったら。

「おじいちゃん・・よね。」

 

逆におじいちゃんじゃないと思ったら
「おじいちゃん・・・じゃないよね。」

となる。

 

こちらの表情見てるんですね。
あと、仕草とかですか。

メンタリストがやってるようなことをやってるわけです。
コールドリーディングっていう技術ですね。

ただ、ここで外しちゃったりする場合があるんですね。

「おじいちゃん・・・よね。」

「いや、おばあちゃんですよ。」

って(笑)

 

そんな時はとりあえず根拠のない理論でこじつけます。

霊視に失敗したら結論を押し付ける

こんな感じで。

霊能者「あなたはおばあちゃんに沢山の愛情をもらっていたと思っているけど、本当はおじいちゃんの愛情が強いのよ。」

僕「いや、そんなことないですよ。じいちゃんとは全然あそんだこともないし。」

 

霊能者「昔の男は寡黙な人が多いから伝わっていないだけよ。」

 

僕「そもそも、おじいちゃんは僕が3歳のときには死んでるので、ほぼおばあちゃんばかりですよ。」

霊能者「そうだったの。どうりで・・。実はそのおじいちゃんがね、ず〜っとあなたの後ろであなたを守ってるのよ。」

みたいな。もう、確認のしようがないような事を言ってくるわけです。

 

まあ、そこでカマをかけるとかしたら良いと思うんですが、そういうの出来ない雰囲気もあったりするんですよね。
きっと僕ら日本人にある争わない精神がそうさせるんでしょう。

嘘つき霊能者にはお気をつけ下さい。
ただ、全員嘘つきというわけではないですよ。

 

僕はこれまで本物の霊能者にも何人かあってきています。

友人にもそれ系の能力がある人が何名かいます。

これについてはまた機会があればお伝えしますね!
ではでは、ご覧いただきありがとうございました。