2014年に映画にもなった伝説の方舟【ノア】

実は伝説通りの場所(トルコのアララテ山)で残骸が見つかったり、
それがフェイクや間違いだったと言った事があったりと、
あまり真実実は無いと言われています。

本当にただの伝説なのか?

伝説が実は真実だったと証明された例はいくつもあります。

例えば【トロイの木馬】(これも映画になりましたね)が代表的ではないでしょうか?

トロイの話は別の別の機会に譲るとして、
今回お伝えする【ノアの方舟方舟】もただの伝説では済まされないような
そんな現実があるのです。

では、【ノアの方舟】の世界を一緒に検証していきましょう。

ノアの方舟は実在した?

ノアの方舟とはキリスト教の旧約聖書【創世記】で語られる伝説の舟です。

その内容は大体以下のような物です。

人間達が腐敗し堕落したのを見ていられなくなった神が、
人間だけではなく、地球上の全ての生物を滅ぼす事に決めます。ただ、その事を心正しい男ノアにだけは伝え、
大きな方舟を造るようにいいます。その舟がノアの方舟で、そのノアの方舟に
ノアの家族と地上の動物をひとつがいずつ乗せるように指示します。

ノアが方舟を完成させると、神は地上に洪水を起こし、
更に40日間雨が降り注ぎます。これによって地上の全ての山は水中に沈み
地上の生き物は息絶えました。

ノア達を載せた方舟は漂流しましたが、
150日後に水が引きはじめて地上に漂着します。

それが前述したトルコのアララテ山とされるわけです。

そして水が完全に引くと、ノアの家族と動物達は全世界に広がった。

と、いうものです。

 

なんともスゴい伝説ですよね〜!

あくまで伝説なので全てが真実ではない、つまり尾ひれがついている事は否定出来ないでしょう。

でも、火の無い所に煙は立たず。

もともとこれと似たような事があったのではないでしょうか?

 

というのも、世界中に同じような伝説があるのす。

その中でまずは日本に伝わる伝説との酷似点を見ていきましょう。

ノアの方舟伝説と日本の伝説の酷似点

日本の神話の筆に、【孫子降臨】という物があります。

 

地上の人間達が争いをやめないのでそれを天空から見ていた天照大御神が嘆き、邇邇芸命(ににぎのみこと)を呼びます。

そして「地上を平和にしてきて」と指示するという話です。
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photo credit: Inasa no Hama 01 via photopin (license)

その時に持たせたソウルフードがお米なんですが・・・

このとき持たせたお米が広がり、
今食べているお米の起源だと言われています。

この日本神話、ノアの冒頭と似てますよね?

神様がノアに地上の平和を託したのと天照大神が邇邇芸命に地上の平和を託したのと・・似てませんか?

更に見ていきましょう。 

ノアの方舟伝説をおさらいしておきましょう。

大洪水と生物絶滅

ノアの方舟が完成すると、神は大洪水を起こし、雨が40日間も降りそそいだ。

それで地球上の全ての山々は水没した。

これはちょっと言い過ぎかな、と思います。
だって全ての山が水没したらアララ登山にたどり着けませんからね(;´∀`)

でも、確かに洪水はが起きた可能性は大いにあります。

日本人なら、あの日の事を思えば分かるはずです。

言い過ぎとお伝えしたのは、
【地球上の全ての山々】は言い過ぎだという事で、
恐らくその位水没した地域があったのだと思います。

まるで世界中が水没してしまったかのような感覚になるほど大きな洪水が起きたのでしょう。

昔は地球が丸いとは考えられていなかったので、ある特定の地域の山々が水没していれば世界中が水没したと考えるのは普通です。
なにせ世界は平面だと思っていたのですから。

 

なので全世界が、というのも無理は無いかなと思います。

では、山々が水没するほどの大洪水、
そんな大洪水が起こる事なんてあり得るのでしょうか?

結論からお伝えしますが、それは起こり得ます。

この根拠をお伝えします。

40日間降り続けるほどの雨が降る2つの可能性とは?

旧約聖書によると、【山々が水没し、40日間雨が降り続いた】とあります。

これからこの伝説が起こりうる2つの可能性についてお伝えします。

  1. 隕石衝突による地軸のズレ説
  2. 彗星の氷説

です。

以前恐竜が絶滅した原因の記事で書いたかと思いますが、恐竜が絶滅した原因は【隕石の衝突で地軸が傾き、それによる気候変動に動植物がついていけなかったから】とお伝えしました。

更に【このとき舞い上がった地上の塵が日光を遮断し、氷河期になった】と言うのが今の所の定説です。

僕は地球の引力で塵なんかはある程度の期間で落ちてくるので氷河気になる事は無い。と否定しましたが、ここまでOKですか?

ポイントは

  1. 地軸が傾いた
  2. ある程度の期間は日光を遮断した

2つです。

地軸が傾くなんてあるの?と思われるかもしれませんが、コンピューターシュミレーションでこれは確認されていますので、解説は省きます。

今の段階では【あるモノはある】と今は思って下さい。

地軸が傾く=地球が傾く ので、海水も大移動します。

そしたら山々が水没してしまう事もあり得るでしょう。

そもそも、隕石が衝突した時にものすごい大洪水が起きたはずですよね。
これがノアの方舟伝説の【世界中が水没した】が不可能ではない根拠です。

ちなみにこの辺りはアトランティス大陸が一夜にして水没した(これも神様が怒ったとされています)と、同じ出来事を旧約聖書的に書いたのだと思ってますが。

この話もズレるので別の機会に譲るとします。

詳しくは アトランティス大陸の痕跡遂に発見!フロリダ沖!をご覧ください。

次にポイント2の40日間の雨ですね。

40日間も雨が降り続ける事などあり得るのか?

これも、あり得る事はここまで読んで頂いたらご理解頂けると思います。

隕石の衝突で塵が舞い上がり日光を遮断、
それが氷河期を引き起こしたとまで言われているのです。

僕は氷河期までは行かないと否定しましたが、40日間くらいは普通に日光を遮断したのだと思います。

大気中に巻き上げられたチリを核として雲が出来ますよね?
雲が出来たら雨が降る。

この場合は相当なチリが舞い上がったはずですから雨も信じられないほど降り続いたと思います。

それが降り続いた雨。で説明は出来るのかなと思いますが、
読者さんはいかがお考えになりますか?

ちょっときついですかチリ説では?

では、地球に近づいてきた彗星説はどうでしょう?

大洪水の原因は彗星だった?

ノアの大洪水の原因となった40日間も降り続いた雨。

これの原因が彗星だという説があります。

数世の氷が太陽で熱せられて水になり、地球の引力によって地球に降り注いだという説です。

 

これ、僕はちょっと無理があると思うのは、
宇宙空間て熱がないですから彗星が熱されることなどあるのか?て点です。

熱を持つには彗星に時期の膜(磁気圏)がないといけないです。
磁気圏に太陽風が当たることで熱が出来るので。

あったんでしょうか?

それとも相当地球に近づいて、地球にある熱を使ったのか?

かすった感じですよね。

でもこれは・・・ノアの箱舟伝説にそのような記述がないので違う気がします。

彗星に磁気圏があったなら熱を持って氷が溶ける。
水が地球の引力に引っ張られて40日間降り注いだっていうのはありだと思われます。

海の水かさがかなり増えたはずですね。

確かに、この前オーストラリアで史上最大のクレーターが発見されましたが、
「隕石の衝突は私たちが思っている以上にあるのかもしれない。」
とその学者さんが言っていました。

そう、あり得るんですね。

今まで人類は何度も平和な世界を造る事に失敗し、
神様にリセットされています。

 

この話もいかにもオカルトな話ですが、別の機会に譲るとしましょう。

ここまでノアの方舟伝説の『神様が嘆いて地上に大洪水を引き起こし、地上の生物を絶滅させた。』と言う所までご説明しました。

続けてこの続きを見ていきましょう!・・とその前に、ここまでをおさらいしておきましょう。

前半おさらい

ここまでのポイントをおさらいすると、

  • 神様が怒って地上の生物を根絶やしにした。
    →神が怒ったのは当時の人が神を信じなかったから。
    根絶やしにするような大洪水は実際に起きた。
  • 大洪水と40日間の雨は隕石の衝突が原因で、
    地軸が傾いた事と地上の塵が舞い上がった事が原因

です。

ここまでで分かりづらい所、反対意見、
逆に賛成意見などあればコメント頂ければ有り難いです。

ではここからはノアの方舟伝説〜後編〜と言う事で、

世界中の山々が海に飲み込まれ、ノア達が方舟で漂流し、
水が引いてきた後の話を検証したいと思います。

ノアの家族が世界中に広上がった、と言う所です。
準備は宜しいですか?

では、一緒に検証しましょう。

ノアの家族が世界中に広がったを検証

ノアの家族が世界中に広がったと聞くと、ぱっと思い浮かぶのは【ミトコンドリア・イヴ】では無いでしょうか?

ミトコンドリアイヴとは現代人にミトコンドリア
(よくわからなければ今はDNAだと思って下さい)を残せたたった一人の女性の事です。

つまり私も読者さんも外国人も、
ご先祖を辿っていくとその女性に行き着くという事です。

人類皆兄弟という事ですね。

オックスフォード大学ブライアン・サイクス教授が著した「イヴの7人の娘たち」では

ミトコンドリア・イヴが15万年前にアフリカで誕生し、
ミトコンドリア・イヴの子孫の7人の女性達
ヨーロッパ人のうち、実に9割の人の共通先祖だと結論づけています。

 

なので、【ノアの家族が世界中に広がった】を考えてみたとき、
ノアの家族=ミトコンドリア・イヴの子孫(7人の女性)
なら辻褄が合うのです。

わかりますか?

ミトコンドリア・イヴの7人の子孫が生活していた頃、
ユーラシア大陸の方で大洪水が起きた。

その出来事を描いたのがノアの方舟伝説なんです。

それにしてもノアの方舟を発見したという話は嘘ばかりとされていて残念な事です。

全てが嘘だとは僕には思えないのですが。

方舟伝説は全部嘘?

世界中の動物をつがいで乗せて150日も漂流したら、
エサ代だけでスゴい事になる、とか。

世界中の動物、これは確かに誇張があるんだと思いますが、
馬やヤギや羊など、生活する為に便利な家畜は乗せたのかもしれません。

と言うか、ノアの箱舟は象徴として描かれているだけで本当は一隻ではないんですけどね(;´∀`)

詳しくはわかりませんが、50隻あったと言われてもいます。

紀元前2000頃に古代メソポタミアで著された
ギルガメッシュ叙事詩
ノアの方舟伝説とそっくりなエピソードが出てきて、
ノアの方舟伝説が著されたのが紀元前500〜600年頃なので、

ギルガメッシュ叙事詩をしった人がそれを真似て書いたとかも言われてます・・。

これてむしろ、世界中を巻き込むような大洪水が起きた事を裏付ける証拠になると思うのですが・・。

前の文明の生き残りの人達からこの話は伝わっているんですね。

 

さて、

前編後編でお伝えしたノアの方舟伝説ですが、
一通り検証が終りました。

それでは最後に前編と後編をおさらいしましょう。

ノアの方舟伝説の総おさらい

今回お伝えしてきたノアの箱舟伝説のポイントは以下の通りでした。

  • 神様が怒って地上の生物を根絶やしにした。
    →神が怒ったのは当時の人が神を信じたから
    根絶やしにするような大洪水は実際に起きた。
  • 大洪水と40日間の雨は隕石の衝突が原因で、
    地軸が傾いた事と地上の塵が舞い上がった事が原因か彗星が原因
  • ノアの家族が世界中に広がった。
    →ノアの家族とは、ミトコンドリア・イヴの子孫で9割のヨーロッパ人の共通祖先

ですね。

現代科学の発展で、それまで伝説としか思われていなかった事が
実は真実であったと判明する事は多々あります。

このブログの中でもいくつかご紹介させて頂きましたね。

まだまだ世界中は謎だらけ。
オーパーツもたくさん発見されていますよ。