日本に霊能者はたくさんいますが、本物の霊能者はいると思いますか?

実は僕はいままで3人の霊能者に見てもらった事があります。
最初に見てもらったのは20歳のとき、友達がそう言うのにハマっていたんで着いていかされた時です。

地元で有名な70歳くらいのおばあちゃん霊能者さんで、いたこ(霊を呼び出して自分の体に入れるやつです。)のようなやり方でした。
すごかったんですよ。

2人目はそれから一年後くらい、またしても同じ友達の勧めで行く事になりました。
僕にお稲荷さん(きつねの霊魂?)が着いているからお祓いにいけ!と言われたからです。

なんでもJリーガーなど有名なスポーツ選手や芸能人なんかも相談に来るおばちゃんだそうで、そんな人が言うのならと行く事にしました。
後で詳しく書きます。

 

3人目、この人が一番凄い霊能者さんでした。
マッサージ店を営んでいるおばちゃんで、不思議な目をしたほっそりとした方でした。

僕はこれら3人の霊能者とお会いして、相談をしてきましたのでその体験記をすべてお伝えいたします。

まずは一人目、いたこのおばあちゃんから。

霊能者に本物はいるのか?いたこのおばあちゃん編

前述の通りいたこのおばあちゃん霊能者にあったのは僕が20歳の時でした。

友達に強引に連れて行かれ、しぶしぶ・・。

相談したい事も無かったのですが、その友達が「お母さんの事を聞け。」と言うので、自分の母親の事を聞いたんですね。
僕の母は僕が15の時に亡くなってしまったのです。

 

そのお母さんが今僕に伝えたい事は何ですか?と質問してみました。

そしたら霊能者さんが母の霊を自分の体に降ろして・・・語り始めました。

心配してるとか、して無いとか。
そんな感じではなく・・・。

 

「毎日お題目(お経)をあげてくれ。」と。
そうすれば自分はあの世で安心していられる、と。

いたこのおばあちゃんにドン引き

正直な所、かなり引きました。
(このおばあちゃん、よくこんな芝居出来るな。)って思いました。

 

雰囲気的にそんな事は言えないんですけどね(笑)

友達は完全に信じた様子で・・・。

かなりのアウェイ感が。

一応「それだけ?」と聞き返した所、「それだけで良い。」との事だったんです。

でもね、僕には姉がいるんです。
(お姉ちゃんの事は一切触れないんだな、母さん。)
とか思いながら・・・。

一応聞いてみました。
「お姉ちゃんに何かある?」って。

そしたら霊能者さんが必死の形相で言いました。
「お題目を、お題目をあげて〜!!」

 

・・・・

これが一人目の霊能者さんの体験です。

5000円支払って帰りました。

この霊能者は完全に偽物ですね。
絶対本物ではありません。

 

でも友達は信じてました。

正直おもいました。
ハマっちゃう人ってこんなのにハマっちゃうんだな〜と。

もうこいつとつるむのは辞めよう、と。

それからしばらくして、またこの友達から連絡があったのです。

 

「あんた、お稲荷さんついてるよ!」って。

霊能者に本物はいるのか?お稲荷さんのおばちゃん編

「あんた、お稲荷さんついてるよ!」って・・。

お稲荷さんてキツネ?とか思いながら、とにかくこいつがしつこく毎日連絡してくるので、そう言ってる霊能者の所に行ってきたんです。

結構近所に住んでいたんで、「まぁ良いか。」と思いながら。

僕はこのサイトを開設してるくらいなので霊能者が全員偽物とは思っていないんですね。
本物の霊能者もいるでしょうと思っているので、ホントにお稲荷さん着いてたら嫌じゃないですか?

だからお祓いしてもらいに行ってみました。

 

友達から言われた番号に電話して、予約を取り、言われたアパートの一室へ。

普通のアパートでした。

出てきた霊能者のおばちゃんに、「体の事で何か気になる事は無い?」と聞かれたので、
「肩が凝りますね〜。」と答えると、
それはお稲荷さんの仕業、との事。

(お稲荷さんて神様じゃないの?)とか思いつつも、肩こりが治るなら祓ってもらいました。

 

霊能者さんが念仏の様な物を唱え、真剣な顔で眉間にしわを寄せてます。
僕はいぶかしげな顔になっていたと思います。

で、肩こりが治ったか?

全く治りませんでした。
お稲荷さんの仕業じゃなかったんですかね(笑)

ついでに彼女や昔の彼女、幼馴染みなど色んな人の事を聞いてみました。

偽霊能者の霊視結果に半笑い

その霊能者曰く、
彼女にはキツネが憑いていて、
元カノには蛇が憑いていて
幼馴染みにもなんか憑いてる。

他の人にもみんな狸とか御先祖とかいろいろ全員憑いていたんです。

んなわけね〜だろ!とツッコミたくなりましたが、そこはグッとこらえ、3000円渡して撤収しました。

あのおばちゃんが本物の霊能者だったのか?

判断は読者さんにお任せします。

僕は完全に偽物だと思いますが・・・。(笑)

でも、3人目は違ったんです。
この人は本物の霊能者だと思います。

霊能者に本物はいるのか?美輪明宏レベルの人物

3人目の霊能者をなぜ僕が本物だと思うのか?
これからその時の体験をお伝えします。

この霊能者を知ったのは僕の親友を通してでした。

僕の親友は幽霊や霊能者など全く信じない男です。
※もちろん先ほどから登場してる友達とは別人です。

その彼が「凄い霊能者がいるから相談に行きたい。着いてきてくれ。」と言うのです。

(どうせ本物霊能者じゃないだろうな〜。)とか思いつつも、一応その人の家に着いていきました。

 

家に着くと黒髪のちっちゃくて細いおばちゃんが出てきて、中に案内されました。
(相談者また来たよ〜。)みたいな顔で(笑)

僕と親友、2人を前にして先に僕が見てもらう事になりました。

・・・と言っても僕は肩こりくらいしか悩みがなく、「別に悩み無いんですよね。」と言ったら、
「じゃあ何しにきたの〜?(笑)」となったので、

「じゃあせっかくなので何かアドバイスあったら下さい。」と言ったんですね。

 

するとこのおばちゃん、僕の顔、では無く後ろをじ〜っと見て、
右肩の上の方をじ〜っと見て・・何て言ったと思いますか?

次の一言だけでこの人は本物だ!と思うに至るのです。

ヤバいですよ。

何て言ったか?

こう言ったんです。

「・・・・お母さんは生きてる?」

 

一瞬にしてその場のムードがしーんとしました。

僕も親友も言葉が出ません。

「お母さんは生きてる?」って・・20歳の人に聞きます?

そのくらいの年齢なら普通まだ親はいますよね。

 

それとも適当に言ったんでしょうか?
そんな確率の低い事を?

それは無いでしょう。

詐欺師ならもっと確実なyesを引き出し、それを繰り返し僕らを信じ込ませるはずです。

それが・・「お母さんは生きてる?」ですよ。

正直、この人ヤバいなと思いましたよ。

美輪明宏、江原啓之さんレベルだな、と。

 

「何で分かったんですか?」僕は訊ねました。

すると、
「お母さんかは分からなかったんだけど、あなたの右肩というか、頭の右側から30cmくらい離れた所に、40代くらいの女性がいるの。顔がよく見えないんだけど・・。あなたのお母さんくらいの年代の方だから。」
ですと。

そんな事もあるモノですね。
その時僕には彼女がいなかったので、「素敵な彼女出来ますか?」と聞いてみました。

・・何て言ったと思います?

 

「あなたは女性の方から寄ってくるから心配いらないよ。困る事は無いでしょう。」
ですって。

僕は確信しました。

(この人は本物の霊能者だ!)

その後は親友の相談になって、これもまたズバズバ言い当ててました。

では今回の霊能者の総括に入りましょう。

本物の霊能者体験〜総括〜

今回は僕が本物の霊能者に会えるまでの体験記を書かせて頂きました。

自分で求めたわけではありませんが、3人目にして本物の霊能者さんに出会えたわけです。

読んで頂いたらお分かりのように、世の中にいる霊能者のほとんどは偽物でしょう。

本人はマジメにやってる場合もあると思います。
(自分は本物の霊能者だ!)と信じてお祓いなどをしている場合です。

こんな場合は悪気があるわけではないので許してあげましょう。

一人目のいたこのおばあちゃんも二人目のお稲荷さんも、本人は真面目にやっているのかもしれません。

霊能者と行ったら宜保愛子さんが有名ですよね。
もうお亡くなりになりましたが、ご存知ですか?

こちらの方ですね。絶対本物の霊能者だと思いますよ。