僕たちの生きる地球は自ら回転し、朝、昼、夜を毎日繰り返して過ごしています。
そして1年をかけて地球が太陽の周りを回っていますよね。
回っている位置によって日の入りの時刻が変わり、春分や秋分、夏至や冬至が存在する…
そして何気なく一日を過ごしていると、晴れた日には必ず空から太陽の日差しが照らされ、とても清々しいですよね。
さてここからが本題。
実はその太陽の表面温度がたった27度だったなんていうことをあなたは知っていますでしょうか?
- 太陽の表面温度は27度?
- 川又審一郎も太陽の表面温度は低いと主張
- 太陽の表面温度が低い根拠
- なぜ黒点は黒い?
- 太陽にも金や銀が存在?
- サー・フレデリック・ウィリアム・ハーシェルも太陽常温説を主張
- これまでの太陽の「常識」
- これまでの太陽の「常識」は覆される?
あなたは太陽の表面温度は27度だと聞いただけで衝撃を受けたことでしょう。
だって今まで教えられた表面温度は6000度って教えられていましたし!
なぜ27度なのか、その根拠を読んだら、さらに衝撃を受けるかもしれません。
太陽の表面温度は27度?
ところでなぜ最近になって太陽の表面温度が27度だと分かったのでしょうか?
実はNASAが太陽の表面温度の研究について消極的であったことが背景にあるんです。
それは研究者のやる気がなかったとか、研究予算の問題とかではありません。
太陽の表面温度は6000度というものであるという、世間一般に浸透されている知識が邪魔をして、誰も太陽の表面温度について研究しようとは思わなかったのですね。
科学者や研究者って一般常識を疑い、その根拠を証明するために日夜研究に励むというイメージでしたが…
実はそうでもなかったということを知ってしまって僕はショックを受けました。
きっとあなたもですよね?
もし太陽の表面温度についてもっと早く研究が進んでいたなら、世間一般の常識を覆す出来事がもっと早く実現できたかもしれないのに、とても惜しいと思うのは僕だけでしょうか?
この太陽の表面温度はまだ公にはなっていませんが、ほぼ確かだろうという段階なんです。
それはNASAの研究者の間では以前から囁かれていたのかもしれません。
というのもNASAは1995年と1998年にアメリカの科学誌「Science」で発表されたのが、高温の太陽には存在し得ない水が確認されたという内容を発表。
水があるってことは地球と同じ環境ですよね。
このScienceという科学誌は論文が掲載されるだけでとても名誉な事だと研究者の間でいわれるほど科学誌のなかでも一番権威のあるものなのだとか。
どうやら1998年にNASAがロケットで太陽の表面温度について研究していたという噂が流れていたので、この噂は事実でしょうね。
さて、太陽の表面温度が低いという話ですが、ある研究者も主張していました。
川又審一郎も太陽の表面温度は低いと主張
川又審一郎氏は成蹊大学で理論物理学(現在では理工学部の物質・ナノサイエンス分野にあたるでしょうか)を学んでいましたが、研究を深めるため1977年にアメリカのNASAへ留学した人物です。
川又氏は8年間NASAで宇宙にある惑星、太陽や水星の表面温度について研究していたのでしょう。
その後アメリカから日本に帰国して、川又個人の講演会を行った際に太陽の表面温度は実際には26度から27度程しかないということを明らかにしました。
そして水星については表面温度はなんと0度からマイナス数百度で、氷に覆われているとても寒い星だと発表。
太陽フレアがとても盛んで、燃え盛るイメージのある太陽。
そして見た目が月に似ていて昼と夜の温度差が激しい水星。
当時講演を聞いていた参加者たちはさぞかし驚いたに違いありません。
しかしここで気になるのが、どういった理由で太陽の表面温度が低いと実証したのかということ。
どうやら次のような根拠があるようです。
太陽の表面温度が低い根拠
川又審一郎と同じく太陽は常温であると述べたのが、工学博士の関英男氏。
ちょっと信じられませんが、関氏曰く普段は太陽は暗く、そして熱も放出していないのだとか。
これは驚きですよね。
よく見かけるイメージ図ではあんなに赤々としているのに…
太陽から出る放射線(T線)が地球の大気に近づくと、放射線は光線と熱に変わり、私たちに太陽の日差しとして降り注がれるというのです。
そして太陽の黒点には植物が存在していると主張!
黒点の温度は4000度から5000度と習っていましたが、植物が生える温度ならやはり26度から27度の範囲ということですよね。
太陽に植物が存在すると聞いてあなたはどう思いますか?
僕としては太陽からの放射線が地球の大気に触れて光と熱が起こるのは納得できますが…
確か黒点は太陽の表面温度より1000度低いから暗く見えるため黒点と呼ばれているんですよね。
もし太陽が常温説であるなら、黒点は何のために存在するのか疑問点が出てきます。
そんな僕の疑問を、ある人はこのように説明しています。
なぜ黒点は黒い?
これは少し信じられない話になるかもしれませんが…
植物との意思疎通を目的に立ち上げた研究所、日本相対磁波研究所長の三上晃氏が、植物とコミュニケーションを取るための機械を発明しました。
その機械はLBS機器といって、実験用の木がテレパシーで人間にメッセージを送ってくれるというもの。
その木は太陽の黒点には大森林が存在するといっているのです。
木々が生い茂っているからそれが穴のような、つまり黒点に見えるということ。
ああ、なるほど、これなら僕も納得できます。
さらにいえば、黒点には植物だけでなく生物も存在するらしく、知能も僕たち人類より高く寿命も長いのだとか。
黒点に住む生物は争いもなく、豊かな水もあり空気も綺麗なまさにユートピアという場所。
何だか太陽じゃなくて他の惑星みたいですね。
ちなみに太陽については、実際には太陽エネルギーの放射線と地球の熱エネルギーが大気で交わっているだけ。
地球自身が温度を逃さないように大気で覆って保温しているということなのです。
ところで実験木から無言で発するメッセージですが他にも興味深いことを言っています。
太陽にも金や銀が存在?
LBS機器を通じ、テレパシーで僕たち人間と植物である実験木との対話の中で、太陽にも金や銀が存在すると言っています。
特に太陽にある金はとても純度が高いし、通電率も高い。
金属は電気をよく通しますよね。
太陽という惑星自体、金と銀が大半を占めるなら電気は通りやすいので、超強力な電磁波が出来上がります。
太陽がマグマのように活発であるという論説が一般的ですが、これについてもやはり太陽に強力な電波が流れているとされていますし。
いずれにしても太陽には強力な電磁波が存在し、その原因は金や銀が存在するから・・・というのは本当のことなのかもしれません。
こうしてみると太陽が実は地球とあまり変わらない常温の惑星であるということが濃厚になってきました。
ちなみに太陽の表面温度が27度しかないと主張した人は、川又氏や関氏といずれも日本人でしたが、外国人研究者にも同じように主張した人がいます。
サー・フレデリック・ウィリアム・ハーシェルも太陽常温説を主張
太陽は常温の惑星であると言った論説は少数派なのかもしれませんが、全くレアな位の意見でもないようです。
サー・フレデリック・ウィリアム・ハーシェルはもともと音楽家で音楽教師の傍ら、天文学を学んでいました。
学者の中では珍しい経歴の持ち主ではないでしょうか?
彼は1781年にある星を発見したことをきっかけに有名になっています。
その星の名前は何だと思いますか?
そうです、天王星のことです。
この天王星の発見をきっかけに天文学分野の研究に没頭することになりました。
そのハーシェルが太陽についてどう話しているのかというと・・・・
太陽の内部に何百万の熱を持っている灼熱の星という考えは持っておらず、地球と同じレベルの常温の星であると言っていました。
太陽は強い電磁波を持っていて熱エネルギーは地球との大気で熱波に変換するということです。
これは先ほども言っていましたよね。
どの研究者も共通しているのは、地球の大気によって太陽エネルギーの放射線と交わって熱が生じているということです。
ところで僕らが思っている太陽についての知識。
あなたはどれだけご存知でしょうか?
ここで一旦太陽についてそれまで僕たちが理科の授業で習って来た事をおさらいしてみましょう。
これまでの太陽の「常識」
僕たちが学校の授業で習った太陽とは、表面温度は6000度。
太陽にも地球と同じく丸い球体の中の中心部には核があります。
地球の内部は層によって岩石質だったり金属質だったりするのですが、太陽は地球と異なるんですね。
どんな構造なのかというと、太陽表面が燃え盛っているようになっているのが彩層面。
光球面というガスとプラズマ、紫外線を放出する可視光の層。
プラズマが発生している対流層にガスが圧縮された放射層、そして太陽内部の中心の核でできています。
核は水素をヘリウムに変えて核融合を起こして光子を発生させ、とても長い時間をかけて太陽表面に放出しているんですね。
こうしてみると太陽は外見だけでなく中身まで熱いと分かります。
さらにいえば太陽から発生する大気層、コロナについては温度は100万度もあるんですよ!
何千度もピンと来ませんが100万度というレベルだとあまりに高すぎて想像すらできませんよね。
まさに燃える球体ともいえます。
表面は爆発現象(フレア)や、磁場の影響で一定時間火柱が上がっている状態のプロミネンスという現象を起こしていて、活動は活発。
これは太陽を望遠鏡や最新の技術を駆使して観測して分かったことですよね。
では太陽が常温だったという主張、果たしてこれまでの太陽の常識を覆すことができるのでしょうか?
これまでの太陽の「常識」は覆される?
さて世間一般では既に太陽はとても表面温度が高いという知識が世界中に浸透しています。
そんな中に割って入ってきた太陽常温説は、果たして今後天文学の分野で浸透していくのでしょうか?
ここからは僕の推測でお話ししますね。
先にも話しましたが、これまでNASAや一部の研究者からも少数ながら太陽は常温であることが囁かれていました。
実際にNASAからScienceに論文が掲載されるまでは数々の研究者も同じ主張をされていたとは思うのですが、やはり科学の分野でインパクトのある論文を掲載するのは研究者の間ではとても名誉あること。
そして各分野の専門家間でも名前の知れ渡るきっかけにもなるんですね。
それ位、Scienceという科学誌は研究者の間で影響力がある冊子なんです。
しかも宇宙開発の代表格とも言えるNASAが発表したものだから余計にインパクトは大きいでしょう。
太陽の表面温度は実際27度程しかないという説も科学的な根拠ももちろんしっかりあります。
太陽常温説は同じ分野では認められつつあるようですし、僕たち一般人にもこの太陽常温説が有力となるということが一般化するのは、そう遠い話ではないのかもしれないと思います。
ではまとめに移ります。
太陽の表面温度は27度!実は熱くない?まとめ
- 太陽の表面温度は27度?
- 川又審一郎も太陽の表面温度は低いと主張
- 太陽の表面温度が低い根拠
- なぜ黒点は黒い?
- 太陽にも金や銀が存在?
- サー・フレデリック・ウィリアム・ハーシェルも太陽常温説を主張
- これまでの太陽の「常識」
- これまでの太陽の「常識」は覆される?
太陽の表面温度は27度というお話、あまりにも意表をついたものだったので個人的には面白いなと思いました。
あなたはいかがでしたでしょうか?
太陽が明るいのも、暑い日なのも、実は太陽のせいではなく地球の大気と太陽から発する放射線が反応して僕たちに提供されているんですね。
このテーマを読んだら、僕たちの太陽への印象も「地球と同じ」と変換されることでしょう。
いつかテレビや新聞などのあらゆるメディアで太陽は実は常温だったという話が出てきたら、それは世間にも一般化される第一歩を踏んだと言えます。
もしその日が来たなら…
僕もあなたもちょっと得意げに「もう知ってるよ」と言うでしょうね(笑)