かつてオランダに超能力探偵と呼ばれた男がいました。
その男の名はピーター・フルコス
オランダの警察に協力を求められ1988年に他界されるまで数々の事件を解決に導いています。
有名な事件を挙げてみると
- 英国王室の宝石盗難事件
- ボストン連続絞殺真事件
- シャロン・テート殺害事件
などなど。
全てを数え上げたらきりがないくらいです。
そんな彼が使っていた超能力は【透視能力】
後天的に身につけた能力ですが、どのように超能力を身につけたのかは後でご説明します。
ピーター・フルコス氏がその超能力を買われて初めて携わった事件は
ある児童殺しでした。
警察に協力を求められ、殺害された児童の衣類を透視すると
彼がその透視能力で見た物は犯人であろう人物でした。
- 老人
- 松葉杖をついている
- 口ひげを生やしている
- 眼鏡をかけている
などの特徴を持つ人物を警察が捜査してみると、
捕まった犯人が正にフルコス氏の言った通りの男でした。
photo credit: Cham priest at Kate Festival via photopin (license)
※イメージです。実際の犯人ではございません。
この件で信頼を得た彼には様々な期間から捜査協力を求められ
その超能力はアメリカ大統領からも絶賛される程だったと言われています。
超能力者ピーター・フルコス氏が関わった中で最も有名な事件は
先に挙げたシャロン・テート殺害事件でしょう。
この事件について触れてみたいと思います。
超能力で解決〜シャロン・テート殺害事件とは?〜
シャロン・テートとは映画監督ロマン・ポランスキーさんの奥さんで元ハリウッド女優の方です。
めちゃくちゃキレイな方ですよ。こちらの動画をご覧下さい。
この事件はある日シャロンさんと友人と5人で、シャロンサンのハリウッドにある自宅でパーティーをしていたところ、
5人全員強姦に教われ殺害されるという事件が起きました。
シャロンサンは妊娠していたにもかかわらず
16カ所も刺されて亡くなりました。
もちろんお腹の子供も亡くなってしまいました。
なんとも痛ましい事件です。
この事件にピーター氏が捜査協力し、見事犯人グループは逮捕されたのです。
犯人はチャールズ・マンソン率いるマンソンファミリー(カルト集団)でした。
アメリカでは超有名な事件です。
ところで、このような事件を数多く解決に導いているピーター・フルコス氏の超能力ですが、
実は生まれつき持っていた能力ではないのです。
では彼はどのようにしてこの能力を手に入れたのか?
それはある事故が原因となっています。
ピーター・フルコス氏が超能力を手に入れた事故とは?
ピーター氏はペンキ屋の息子として生まれ、
家を継いでペンキ屋になりました。
photo credit: Back to Section 1 via photopin (license)
しかし1943年、屋根から落ちて意識不明の重体となってしまいます。
3日間の昏睡状態が続き生死の縁をさまよった彼が奇跡的に目覚めると・・・
そこに見えたビジョンは
【同じ入院患者の一人が殺されるイメージ】でした。
理由は
【彼がイギリスのスパイである事】
これがピーター氏の初めての透視体験となりました。
その後しばらくはこの透視能力を使って手品のような事をしてその日暮らしをしていたようですが、
彼の事を聞きつけたオランダ警察が児童殺害事件の捜査協力を申し出た事は前述の通りです。
超能力で事件解決〜最後に〜
超能力を使った捜査で事件を解決する例は、私も数多く知っていますが
ピーター氏のように後天的に超能力を得る人はなかなか珍しいです。
脳は一部が損傷すると、その損傷で失った能力を補おうと他の部分が成長する事があると近年分かってきました。
ピーター氏の場合は補った部分が超能力という形で出てきたのかもしれません。
と言う事は、私たちには潜在的には超能力を使えるのかもしれませんね。
超能力者になる方法は先日お伝えしましたので、
参考にされてみて下さい。
世界一有名なあの超能力者の話はこちら
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