日本中にあるパワースポット。
恋愛に効果があったり、健康に効果がったりと様々です。
有名どころでは富士山がパワースポットです。
でも、日本にはパワースポットがまだまだあります。
そこで今回はおすすめのパワースポットを19箇所まとめてご紹介する事にしました。
是非参考にされ行ってください。
日本のパワースポット19選!
熊野
日本書紀にも記され古くから信仰を集める熊野は、熊野三山と呼ばれる三つの神社を参詣する熊野詣が盛んに行われてきました。
熊野古道は熊野詣に使われた参詣道であり、山谷の中を石畳の道が通り、九十九王子と呼ばれる多数の神社が存在していました。
平安時代に貴族の間で盛んだった熊野詣は、江戸時代に庶民の流行となったあと一時廃れましたが、世界遺産に登録された今また注目を集めています。
高野山
弘法大師(空海)の開いた高野山には金剛峯寺があります。
真言宗の総本山として比叡山と並んで仏教の中心となりました。
高野山全体が金剛峯寺の境内で、多数の寺院が存在しています。
その数117か寺!パワースポットになるわけですね。
ちなみに、高野山という山があるわけではありません。
周りが山に囲まれたお寺の町をその様に呼んでいるのです。
比叡山
古事記では大きな山の神である大山咋神(おおやまくいのかみ)が鎮座するとされます。
そして大山咋神を祀るのが日吉大社のある比叡山です。
織田信長の比叡山焼き討ちでも有名ですね。
最澄(さいちょう)が延暦寺を開いてから、天台宗の本山として高野山とともに平安仏教の中心地となり、多くの僧が修行を行ってきました。
京都の街から望んだ美しい姿は、都富士と呼ばれています。
恐山(おそれざん)
下北半島に位置する本州最北の霊場がこの恐山です。
高野山・比叡山と並んで日本三大霊場の一つとされています。
名前がすでに恐いですよね。
見た目もちょっと恐いです。
硫黄ガスが噴き出すしています。
大自然というより、富士山の上の方の様に、岩場がおおいです。
まさにあの世の光景。
だからなのか、古来から死者を供養する場として使われており、イタコ(死者の霊を呼び出してメッセージを聞く人)が有名です。
白神山地
青森から秋田にまたがる標高1000m級の山岳地帯であり、屋久島とともに日本で最初の世界遺産になりました。
8000年前には形作られていたといわれる手付かずのブナ原生林は、多くの生き物が生息する豊かな自然環境を作り上げています。
原生林がそのまま残ったのは、ブナの木が腐りやすく曲がりやすいため利用価値が低かったためです。
屋久島
島の9割が森林である屋久島は超有名ですね。
雨の多い気候によって独特の豊かな自然が育まれています。
縄文杉に代表される樹齢1000年を超える屋久杉。
パワーがあるからこそ育まれる命です。
あまり知られていませんが、落差が88mもある大川の滝などもあります。
ちなみに、九州で一番高い山は屋久島にある宮之浦岳です。
起伏の激しい地形が独自の自然を生み出しているのです。
琵琶湖 (びわこ)
滋賀県にある日本で一番大きな湖ですね。
確かにこれだけ大きな湖ができるというのは、パワーを感じます。
広い琵琶湖の中でも竹生島が古くから信仰を集めてきました。
琵琶湖の北の方にポツンと浮かぶ島です。
小さな島なのですが、緑豊かで神秘的な島ですよ。
実はこの島、凄いんです。
琵琶湖に国宝と重要文化財が浮かんでいる事ご存知ですか?
この島には国宝の都久夫須麻神社と宝厳寺があります。
さらに、それらは重要文化財の「船廊下」で繋がっているのです。
竹生島に行くにはクルーズが出ているので道中も楽しめますよ ^^
ちなみに、湖畔の大鳥居が有名な白髭神社は、日本神話の神・猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀り、近江で最も古い大社といわれています。
北部に浮かぶ竹生島には竹生島神社と宝厳寺があり、神仏習合の象徴的な場所です。
富士山
日本のシンボル富士山は、日本最大のパワースポットでもあります。
縄文時代の遺跡も発見されるなど、霊峰と呼ばれ古くから山岳信仰の対象になり、その信仰の文化は世界遺産ともなりました。
浅間神社に祀られる浅間大神(あさまのおおかみ)は、富士山の美しい姿を女神として信仰したものです。
摩周湖(ましゅうこ)
摩周湖は北海道の阿寒国立公園内にあります。
「他の湖と何が違うの?」
実際に行ってみるとパワースポットと言われる由縁が分かる気がします。
まず、水の透明度が非常に高い事。
そしてこの摩周湖で有名なのが「濃い霧」です。
濃い霧の中にある透明度の高い湖。
それはもう幻想的です。
もちろん自然現象なので常に霧が濃いわけではないのです。
どうしても濃い霧が出ている時に行きたいという方は事前の天気予報をしっかりチェックしておく必要がありそうですね。
白神山地 (しらかみさんち)
白神山地は青森から秋田にまたがる山岳地帯です。
その美しさと壮大さから、屋久島とともに日本で最初に世界遺産になりました。
特徴は8000年前には形作られていたといわれる手付かずのブナ原生林でしょう。
この手つかずの環境が豊かな自然環境を生み出しています。
「テントとか持って行った方がいいの?」
山岳地帯と言うと過酷な登山のイメージを持たれる方もおられるかもしれませんね。
ですが白神山地はトレッキングツアーが組まれるような、比較的気持ちよく巡れる山脈です。
もちろん、テント等で野宿する必要はありません。
お土産屋さんもあるようで、なかなか楽しめそうですよ。
冬は基本的には閉山しているようなので、巡られる時期には注意が必要です。
明治神宮 (めいじじんぐう)
都心にありながら広大な境内に神宮の杜と呼ばれる豊かな森が存在しています。
境内に入ってしまえば、どこにいても不思議なパワーを感じるのですが、今回はその中でも一番パワーが強力と言われている場所をご紹介しておきますね。
それは神宮御苑にある加藤清正が掘ったとされる清正井(きよまさのいど)です。
見物には一時行列が数時間待ちになる事もあるそうですよ。
アトラクションみたいですね。
それだけ有名で強力なパワースポットというわけです。
また「清正井」の写真を待ち受けにすると、さらにご利益があるという情報もありました。
一度試してみる価値はありそうです。
御嶽山(おんたけさん)
御嶽山も東京都内にある非常に強力なパワースポットのひとつです。
武蔵御嶽神社という神社が有名で奥へ足を進めると滝があるのが見どころではないでしょうか。
「綾広の滝」と「七代の滝」です。
「綾広の滝」には入り口に鳥居があり、より幻想的な空気が立ち込めていますよ。
パワーも癒しも頂ける贅沢な空間と言えそうですね。
ただし「綾広の滝」も「七代の滝」も徒歩で30分以上歩かなければたどり着けないので、体力をつけておく必要がありそうです。
滝の前でお弁当を食べながら休憩できるのも魅力のひとつではないでしょうか。
分杭峠(ぶんぐいとうげ)
分杭峠は長野県にあります。
この峠がパワースポットとして注目されたのにはキッカケがあります。
「ゼロ磁場」ってご存知ですか?
簡単に言うと磁力のS極とN極が力をぶつけ合いながら「低い磁力を保っている場所」です。
「低い磁力を保っている場所」では気持ちが落ち着く、強いパワーを感じる等、様々な効果があると言われているんですね。
中国の気功師である張志祥が強い気の発生する「ゼロ磁場」をこの分杭峠で発見したのが注目されるキッカケとなったわけです。
「ゼロ磁場」とはどんな感じなのか。
是非一度、感じてみて下さい。
珠洲岬
能登半島の先端に位置し、聖域の岬ともいわれる珠洲岬は、海流と気流が交わり強い力が発生するとされています。
小さな石に削られ500万年かけてできたといわれるパワーホールや、この岬の水は100年経っても腐らないといわれるなどの伝説があります。
富士山・分杭峠と合わせて日本三大パワースポットと呼ばれています。
立山 (たてやま)
立山は飛騨山脈(北アルプス)にあり、立山修験と呼ばれる山岳修行の場となってきました。
このパワースポットの一番の特徴はズバリ
日本神話の男神、イザナギノミコトが祀られた神社があるという事。
その神社の名前は雄山神社。
参道も幻想的でとてもパワーをもらえそうですよ。
雄山神社の他にも玉殿岩屋と呼ばれる、洞窟のような岩屋があります。
また名水と呼ばれる湧き水もあり、立山全体が強いパワースポットとなっています。
見どころが多いので、この立山を巡っているだけで十分なご利益がありそうですね。
珠洲岬 (すずみさき)
石川県能登半島の先端にあるのが珠洲岬です。
世界中を見渡しても珍しい地形で、聖域の岬ともいわれる珠洲岬は、海流と気流が交わり強い力が発生するとされています。
その影響が関係しているのか、この岬の水は100年経っても腐らないと言われているのです。
なるほど、強力なパワーがありそうですね。
そんなパワースポットの珠洲岬にあるのが「ランプの宿」という温泉旅館。
海に面してます。
温泉にもパワーが宿っていそうですよね。
絶景を目の前にしての露天風呂。
最高です。
この「ランプの宿」は人気がとても高いので、早めの予約が必要です。
伊勢神宮 (いせじんぐう)
パワースポットと言えば必ず名前が挙がるのがこの伊勢神宮。
三重県にあります。
外観、内観の雰囲気、規模、すべてに圧倒されますね。
「パワーとか分からないけど、ここでは何かを感じる」
という方も多いんだとか。
実はこの伊勢神宮も「ゼロ磁場」なのです。
「ゼロ磁場」に建てられた神宮。
何もご利益がないわけありませんよね。
パワースポットを巡られるという事であれば、確実に押さえておく場所と言えそうです。
鞍馬山 (くらまやま)
鞍馬山は京都盆地の北にあります。
「鞍馬天狗」が有名ですね。
鞍馬寺がある事でより神秘的な雰囲気が増します。
京都というとお寺や重要文化財が多いイメージをお持ちではないでしょうか?
そんな京都の中でも、一番のパワースポットとの呼び声が高いのが実はこの鞍馬山なのです。
鞍馬に行くための叡山電車がより良い雰囲気を演出してくれるのがポイント。
紅葉の綺麗な秋ごろに行かれる事をおすすめします。
石鎚山 (いしずちさん)
日本で一番高い山は富士山ですよね。
では西日本で一番高い山は?
それは愛媛県にある石鎚山です。
この西日本一高い石鎚山を神体として石鎚神社があります。
石鎚山の麓から山頂にかけて石鎚神社の社殿があるので、山事体が神社と言っても過言ではないかもしれませんね。
またこの山には古くから天狗が住んでいるとされています。
なんだかドキドキしますよね。
その事から神社の外も探索しがいがありそうです。
出雲大社 (いずもたいしゃ)
島根県にある有名なパワースポットがこの出雲大社。
大社という名の通り、敷地が広大です。
出雲大社にはどんなパワーがあるのかと言えばやはり「縁結び」でしょう。
近隣のお店では、ぜんざいの餅の形がハートであったり、ハンバーガーまでハートの形です。
もうとにかく愛で満ち溢れていますよ。
感覚はもちろん、視覚からもパワーを感じられる一級パワースポットです。
高千穂 (たかちほ)
宮崎県の北西部、九州山地の中央に位置します。
高千穂にはいくつか神社があるのですが、その中でも天岩戸神社がおすすめですね。
何がおすすめか言いますとこの天岩戸神社から少し歩いたところにある「天安河原」
なんと洞窟の中に鳥居と社があるんですよ。
洞窟の迫力も凄いので、強力なパワーを感じられるかと思います。
その社の前で河原の石を積み上げると願いが叶うと言われています。
これはご利益ありそうですよね。
斎場御嶽 (せーふぁうたき)
最後にご紹介するのは沖縄のパワースポット斎場御嶽です。
変わった読み方ですよね。
御嶽(うたき)とは琉球の祭祀を行う場であり、神が訪れる場所とされています。
御嶽の中でも最高のものとされるのが斎場御嶽。
さらにこちら世界文化遺産なのです。
僕も一度行った事があるのですが、もう自然の作り出す芸術ですよ。
豊かな緑に、生命観たっぷりの岩々。
中でも大きな岩が支え合う三角の洞門、三庫理(さんぐーい)はシンボル的な存在です。
これはエネルギーが通る場所という事で鳥居のような存在なのです。
入り口から出口までエネルギー感じっぱなしでした。
琉球の生み出すパワーを是非感じに行ってくださいね^^
巡ってみたいパワースポットはありましたでしょうか?
最後に今回お伝えした日本のパワースポットをざ〜っとおさらいしておきましょう。
日本のパワースポット厳選19箇所~まとめ~
今回は日本のパワースポットを19箇所も紹介させていただきました。
たくさんあるので、まずは住んでいる場所から一番近いパワースポットに行ってみるのが良いかもしれませんね。
それではおさらいしておきましょう。
- 摩周湖 (北海道)
- 白神山地 (青森~秋田)
- 明治神宮 (東京)
- 御嶽山 (東京)
- 富士山(静岡)
- 分杭峠 (長野)
- 立山 (富山)
- 珠洲岬 (石川)
- 伊勢神宮 (三重)
- 琵琶湖 (滋賀)
- 比叡山(滋賀〜京都)
- 鞍馬山 (京都)
- 熊野(和歌山)
- 高野山(和歌山)
- 石鎚山 (愛媛)
- 出雲大社 (島根)
- 高千穂 (宮崎)
- 斎場御嶽 (沖縄)
- 屋久島(沖縄)
今回ご紹介したパワースポットはどこも強力なパワーを感じられる事で有名な場所を厳選しております。
パワースポットに行かれる際は、くれぐれも時期の確認をお忘れなく。
場所によっては入れないので注意が必要です。
良いご利益があると良いですね ^^
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