毎年お馴染みとなった、不吉な予言の数々。
その予言に備えて、対策をすることは悪いことではないですよね。

しかし、極端に怯えてしまっては毎日楽しく過ごせないと思いませんか?
ましてや、不安な気持ちを多くの人々が持つと、不思議なことに良くない事が本当に起こってしまうこともあるんです。

そんなことがあってはいけない!!
そう思い、2017年に起こるとされている不吉な予言について、その信憑性を確かめていきたいと思います。

  1. 日本に関する心配な予言
  2. 世界に関する気になる予言
  3. 全人類に関する予言

これらを論破して、不安なんて吹っ飛ばしましょう!

2017年の予言は嘘?〜日本〜

やはり何と言っても気になるのは、日本に関する予言ですよね。
2017年も、例年と変わらず良くない予言がてんこ盛りです。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

富士山噴火

毎年言われている予言ですよね。
というのも、予言の期間が広いんです。(@_@;)

3.11を的中させたことで有名な松原照子氏は2020年までに起こると警告しています。

もう一人、3.11や阪神淡路大震災を的中させたゲリー・ボーネル氏は、2018年までに、と唱えているんですね。

 

どちらも日本の歴史に残る大災害だっただけに、うすら寒い気持ちになりますが…ちょっと幅広過ぎる気がしませんか?
とは言え、2016年に箱根火山が活発化しただけに、不安に感じる方も多いと思います。

しかし、僕の考えだと、富士山はまだ大丈夫。

あれだけ大きい山なら、事前にそれなりの動きがあってもよいのでは?と思うからです。
箱根も落ち着いてきていますしね。

 

それに、両名共にそれなりに予言をハズした実績もあるんです。(^_^;)

富士山は現役バリバリの活火山なので、いずれ噴火はあるだろうと思います。
でも、兆候がない状態なので、2017年はまだ大丈夫でしょう。

東の都が破滅に向かう

黒船来航を的中させた実績のある聖徳太子。
そんな彼が残したこの予言は、東の都(=東京?)がバラバラになる…とのこと。

どういう意味なのでしょうか?
何とも曖昧な予言です。

 

バラバラになる、の内容が明確じゃないので、どうとでも解釈できてしまいますよね。

ある意味、常にバラバラなんじゃないかって気すらします。(^ω^;)

こんなあやふやな予言は、予言とは言えないでしょう。

南海トラフ地震

こちらも毎年のように言われています。
と言うのも、これも富士山噴火の予言をしている方の予言だからなんです。

そう、またもや2020年までに…と言う曖昧な期間指定なんですね。

 

確かに、近い将来必ず起こるのでしょう。

しかし、なぜ2017年なのか?
いまいちピンとこないですよね。

それは、納得できるだけの説得力がないんです。

変な話、もういつ来てもおかしくないと言われているのに、2017年だという決め手がないんです。

ここまで来ると、来る来る詐欺みたいなもんです(^_^;)

来るかもしれないし、来ないかもしれない。
来なければ、また来年に繰り越す。

そりゃ、確かにいつかは来るかもしれませんよ?
でも、「かも」じゃ予言としては成立しません。

来たる日に向けて備えることはいいと思いますが、かと言って怯え過ぎるのもどうかと思います。

中部~北陸地方にかけてM9クラスの地震

3.11を予言し、見事に的中ささせたアメリカのサイキック、ジョセフ・ティテル氏。
その彼がアメリカンな発音で予言したのが「ナイガラ」の大地震です。

ハッキリと聞き取れないので、地域があやふやなんです。

 

新潟なのか?それとも、長良(岐阜県)なのか??

いずれにしても、岐阜のある中部~新潟のある北陸辺りと推察したとしましょう。

しかし、そんなあやふやな予言って、いかがなものでしょう。

 

そしてティテル氏は、当てた実績もあるけど、ハズした実績も多いのです。

別の記事でもお伝えしましたね。
下手な鉄砲数打ちゃ当たる。

たまたま当たったのが、かの大震災だったものだから注目を浴びましたが、ハズレの方が多い訳で。
場所もあやふやだし、僕としてはあまり信憑性はないように感じます。

なので、この予言もさほど気にする必要はないと思います。

沖縄独立

出所不明なこの予言。

いくら何でも、これはないですよね。(^_^;)
議論の余地もありません。

 

例え起こるにしても、2017年中に完了することはないでしょう。

気にすべき予言もありますが、どれも2017年に起こらないと思われるものばかりでしたね。
だと分かれば、余計な心配はするだけ無駄ですよね。

それでは、次は世界に目を向けてみましょう。

世界の予言2017論破

今度は世界に関する気になる予言です。
また1つずつ見てみましょう。

小惑星が地球に衝突

これも毎年のように言われている気がしますよね(^_^;)

確かに、2017年、小惑星が地球に接近することはNASAでも確認されています。
しかしその確率、2億5000万分の1。

…心配して損したって思いませんか?(^^;)

こんなの気にしてたって、仕方ありません。
よって、この予言も無視して問題ないでしょう。

この小惑星、ベンヌと名付けられてます。

世界中で大干ばつ被害

この何ともふわっとした予言をしたのは、ジュセリーノ・ダ・ルース氏。
子供の頃から予知夢を見続けており、その的中率は90%を誇ると言われています。

90%ってすご過ぎですよね(゚д゚)!
もし本当なら、教祖にでもなれそうな気がします。

 

そんなジュセリーノ氏のこの予言。

何とも幅広い言い方ですよね。(^^;)
毎年、世界のどこかで干ばつ被害はありそうなものだと思うのは僕だけじゃないですよね(^_^;)

しかし、90%の的中率を思うと心配(>_<)
と言う声が聞こえてきそうです。
しかし、安心してください。(゚д゚)

彼の過去の予言を検証してみると、何と的中率はそこまで高くないことが判明しました。

もしかして、僕といい勝負かもしれません。
(僕は予言者ではありませんよ。)

それでもこの予言を信じると言うのなら、それも自由ですが(^_^;)

アメリカで干ばつ、ヨーロッパで洪水被害

こちらは、イギリスの霊能者、クレイグ・ハミルトン・パーカー氏の予言です。

またもや、ふわっとした予言です。

アメリカもヨーロッパも広いです。
毎年、どこかの都市で大なり小なり干ばつ被害も洪水もあります。

常に自然の脅威を肝に命じておく事はいいと思いますが、ありきたりの現象を広範囲で予言しても、それは予言として成り立たないでしょう。

 

世界広しで、予言のスケールも大きくなります。
それだけに、予言としては曖昧だったり、いまさら…なものばかりでしたね。

気にするだけ損ってことですよ。

それでは最後に、全人類に関する予言も見ていきましょう。

全人類に関する予言は嘘?

全人類に関する予言。
と言えば、良くないものしか浮かばない僕は損してますね。(+_+)

その1つ1つを見ていきましょう。

第三次世界大戦

もはや、予言のスタンダードですね。

これも毎年言われ続けています。

今回ご紹介する予言者(?)は、イギリスの経済雑誌エコノミストの表紙と、アメリカのカードゲーム、イルミナティカードです。

エコノミストは毎年、年始に「世界はこうなる」シリーズを発行しているんですね。
その表紙がその年の行方を予言していて、過去には旧ソビエトの崩壊も予言して的中させていたのだとか。

 

そしてアメリカのイルミナティカードは、カードに描かれた内容がこれまでの世界的に重大な事件とぴったり一致し、まるで予言していたかのようだそうな。
例えば、アメリカ同時多発テロや、3.11の津波や原子力発電所の事故など。

ちょっと気味悪いですよね(*_*;

さて、そんなエコノミストの2017年の表紙はと言うと。
これまでとはガラッと変わって、タロットの絵柄をモチーフにしたものでした。

このタロットの絵柄を読み解くと、世界恐慌の末に大戦が起こると読めるんです。

 

そして、その世界を支配すると示唆しているのは、審判のカード。
そこに描かれているのは、あのトランプ氏そっくりな男…。

また、イルミナティカードにはトランプ氏にそっくりな顔をした人物が怒りに吠える様子のカードがあるそうです。
僕は持ってなのですが(;´∀`)

そのカードの名前は、「Enough is Enough」。
日本語に訳すと、もう充分(ウンザリ)だ…だそうで。

この人物はひし形の図形の中に描かれ、周囲にもひし形の図形が散りばめられています。
実は、アメリカの首都ワシントンD.Cはひし形の形をしているんです。

これはトランプ氏が怒り狂って何かやらかすのでは…。

つまり、第三次世界大戦勃発か??
と、解読されるそうです。

これは何ともこじつけが酷いと言うか、そう解釈するのかと逆に関心してしまいました。(^_^;)

 

エコノミストは経済雑誌なので、現在の世界情勢を「予測」しているだけです。
そして、絵に表しただけ。

それを深読みして予言だと不安がる必要もないでしょう。

また、イルミナティカードは500種類以上も絵柄があります。
それら全てを「予言」と捉えたら、それこそ下手な鉄砲何とやらです。

少しくらいは何か当たることもありますよね(;´∀`)

人類滅亡

大昔に書かれた聖書。
ある意味、世界で一番読まれている予言書と言えるでしょう。

しかし、その信憑性はというと疑問符だらけ。
どうとでも解釈できてしまう予言も多いので、2017年に起こると確定出来ないんですね。

そんな聖書が残している、人類滅亡の予言はと言うと・・・。

 

予言者は、少年ダニエル。
イスラエル建国より69年後にメシアとなる人物が現れる…とのことらしいのですが。

それが、2017年5月14日なんですね。

この予言。
例え起こったとして、ですよ?

メシア=救世主が現れるなら、人類は滅亡しないのではないでしょうか。(・・?

何とも矛盾した予言です。
滅亡するのか、メシアが来るのか。

当たるならどちらか1つのはず。
両方同時には当たらないでしょう。

・・・(笑)

恐怖の大王、襲来

世の人々を恐怖に陥れたあの予言。
覚えていますか?

あの、1999年に恐怖の大王が降ってくる…と言う、あの予言です。
当時は本当に怯えたものです。

しかし、まさかと言うか、当然と言うかの大ハズレ。

ハズレてみれば、毎年のように言われているのが、解読違いだった、実は〇〇年の間違いだった…と言う説です。

 

2017年も例に漏れず噂されていますが、これも毎年恒例のこと。
この予言はもう気にする必要もないでしょう。

全人類に関する予言も、ちょっと冷静に見てみれば、論破出来るものばかりでしたね!

1つ1つをよーく考えてみれば、どれもなんてことないことばかりです。
ところが少しでも不安に思うと、不安ってどんどん大きくなってしまうんですね。

時には冷めた目も必要ですよね
(*^-^*)
それでは長くなりましたので、ここまでの予言論破を一度まとめますね。

2017年の予言を論破~まとめ~

ここまで不吉な予言を一挙ご紹介してきました。
そのどれもが、よく考えれば荒唐無稽なものばかりでしたよね(^_^;)

簡単にまとめましたので、もう一度確認してみましょう。

日本に関する心配な予言

  • 富士山噴火(松原照子、ゲリー・ボーネル)
    起こる時期の範囲が広くて明確ではない。また、両予言者ともハズレの実績がそれなりにある。
  • 東の都が破滅に向かう(聖徳太子)
    「バラバラになる」と言う表現が曖昧。どうとでも解釈できてしまう。
  • 南海トラフ地震(松原照子)
    2020年までに起こる、と言う広範囲な予言で信憑性は低い。「2017年」と言う決め手に欠ける。
  • 中部~北陸地方にかけてM9クラスの地震(ジョセフ・ティテル)
    場所があやふや。予言者のハズレ実績が多い。
  • 沖縄独立
    起きたとしても、2017年中には完了できるはずがない。

世界に関する気になる予言

  • 小惑星が地球に衝突
    NASAによって確認済み。その確率は2億5000万分の1で取るに足りない。
  • 世界中で大干ばつ被害(ジュセリーノ・ダ・ルース)
    毎年のように世界中のどこかで干ばつ被害はある。また、予言者のハズレ実績が多い。
  • アメリカで干ばつ、ヨーロッパで洪水被害(クレイグ・ハミルトン・パーカー)
    アメリカもヨーロッパも広い。毎年どこかで被害がある。予言として曖昧。

全人類に関する予言

  • 第三次世界大戦(2017年エコノミスト表紙、イルミナティカード)
    エコノミストは経済雑誌なので世界情勢を予測しているだけ。イルミナティカードは500種類以上もあり、そのうちの少しが過去の事件と偶然似ていただけ。
  • 人類滅亡(旧約聖書)
    予言内容に救世主が現れるとあり、人類滅亡とは矛盾している。
  • 恐怖の大王、襲来(ノストラダムス)
    1999年にハズレて以降、誤読扱いで毎年繰り越されているだけ。

先にも言いましたが、少しでも不安に感じると、不安ってどんどん大きくなるものです。
すると、普段だったら冷静におかしいと判断できていたものができなくなったりします。

そして、多くの人が不安を抱えると、その負のパワーが本当に発動してしまうこともあるんです。
なのでやめましょうホントむだにビクビクするのは・・。

 

ビクビクするくらになら不思議系ならこれのほうが面白いですよ。

面白かったですか?

南極でピラミッド3つ発見とは・・。
地軸が傾いたとは・・・。

僕はこの説ありだと思います。