グレイグー問題とは?ナノマシンがもたらす悲劇世界の滅亡

日々進化する人類のテクノロジー。

私達の暮らしも、比例して日々便利になっていますね。

当たり前になっていて、そのありがたさに気がつかないくらいです。
同じように医療も進歩して、人類の平均寿命も随分と長くなりました。

 

それでもなかなか勝つことができない病気もたくさんあります。
そのひとつが、癌です。

そんな癌ですが、新たな治療法が確立されそうなのをご存知ですか?

それがナノテクノロジーなのです!

 

しかしこのナノテクノロジー、期待と同時に恐ろしい可能性も含んでいるのです。

いわゆる、グレイグー問題です。

今回は、このグレイグー問題についてお話ししたいと思います。

  1. 人類の英知の集結!ナノマシン
  2. ナノマシンの弊害、グレイグー問題
  3. グレイグー対策って?

テクノロジーの進化と同時に起こるかもしれない弊害。
地球は人類だけのモノではありません。

よく理解しておいたいですね。

目次

グレイグーの前にナノマシンの基礎知識

私達の生活には、割と「ナノ」が入り込んでいます。

化粧品や洗濯洗剤、衣料品など。
気づいていないところでも結構あるんですね。

実際、自分の周りの「ナノ」と言われると、真っ先に浮かんだのが洗濯洗剤でした。

無意識に使っているナノテクノロジーの製品ですが、「ナノ」って実際どのくらい小さいのでしょう。1ミリの1/1000が1マイクロメートルで、さらにその1/1000が1ナノ。
つまり、100万ナノでやっと1ミリなんですね。

そんなすごくすごく小さなナノですが、これをマシンにしたのがナノマシンです。

そんなことできるの?って、
すごく疑問に思いますよね。

理論上できるだけで、実現はまだまだ先でしょう(^-^)
…と思いきや。
実はもう開発されているんです!

まだ研究段階のものもありますが、完成したものもあるっていうのだから驚きですね。

この小さなナノマシンを、どう使うのか?
そのひとつに挙げられているのが、医療用です。

その小ささを利用して、薬入りのナノマシンを体内に入れ込み、ウィルスや細菌に直接働きかけるよう研究されているんですね。

そうすることで、それまでは大量に投与しなくてはいけなかった治療薬も少量で済み副作用も減る、と言うのです。

 

さらに、他の健康な細胞にまで薬の作用が影響せずに済むのだとか。
加えて、少量で済むので医療費を抑えることができると言うのです。

そう、抗がん剤治療にうってつけなんですね。
そんな訳で、癌治療の特効薬となる期待が高いため、研究が進められているんです。

ナノマシン、いいことばかりですね!

 

しかし、いいことばかりではありませんでした。
その効能の裏に、実は恐ろしい可能性もあるんですね。

それがグレイグー問題です。

次は、グレイグーについてお話しします。

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グレイグー問題とは?

ナノマシンに期待される医療での可能性については、前項でお話しした通りです。

日本人の死因トップに長年君臨し続けている癌に対して、絶大な効果が期待できるものでしたよね。

 

それだけ聞くと、早く実用できるようになればいいと思うのですが、そうも言っていられないんです。
その理由がグレイグーです。

グレイグーって何?
そう思いますよね。

ここでは、一体グレイグーって何なのかについてお話しします。

 

一言でいうと、グレイグーとはナノマシンの弊害です。

どんな弊害か?
順を追って説明しましょう!

まず、ナノマシンに期待される医療現場での効果はご説明しました。

その小ささを利用し、人間の体内に入り込んでウィルスや細菌を撃退することでしたね?

しかし、体内にある病原菌の数は1つや2つではないですよね。
100万個を超える場合だってあるんです。

それらを全て撃退しようとすれば、同じくらいナノマシンが必要になってくるんですね。
それだけのナノマシンを準備するには、それだけコストがかかることになります。

これは、医療でナノマシンを運用するための課題ですね。

そこで考えられたのが、ナノマシンに自らを複製させる機能を持たせることでした。

これが大問題!

これは小さな生物でも持つ機能で、体内にある細胞を利用して自分のコピーを作る機能です。
この場合、人間の体内にある細胞を利用すると言うことですね。

この機能をあらかじめプログラミングしておけば、投与された人間の体内で自動的に増えて病原菌を退治してくれるって寸法です。

 

なるほど、これなら少しのナノマシンを準備するだけで事足りますよね!

しかし、問題がありました。

もしこの複製機能にエラーが生じて、必要以上に増え続けてしまったら?
その人間の身体だけでは収まらずに、食い破って溢れ出てしまったら?

 

ナノマシンはウィルスや細菌と同じくらい小さくて、人の肉眼では目視できませんよね?

それを、他の人が吸い込んでしまい、増殖。
ねずみ講式に次々に移り、人々の身体を蝕んでいったら…。

そうなるとナノマシン自体が新種の病原菌になってしまいますよね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

そのように、ナノマシンによって食い尽くされて残った物体。
それが、グレイグーです。

新種のウィルスのように変貌してしまったナノマシンを止める手立ては、今のところ分かっていません。

本当の意味でウィルスや細菌ではないので、特効薬もない。

もし一度ナノマシンが暴走してしまったら、地球上のあらゆるものを食い尽くしてしまうことになるんです。

それは、ひとたび始まってしまうと数時間足らずで地球を覆いつくすと考えられています。
数時間なんて、対策を考えている時間がないですよね。

 

ドロドロのヘドロのような物体に、地球が覆いつくされて人類滅亡も可能性としてなくはありません。

それがグレイグー問題なんです。
何と恐ろしいシナリオなんでしょうか!

良かれと開発したものが、人間を脅かす最強のウィルスになってしまうかもしれない。

それどころか、人類滅亡までありえるなんて…。

いくら医療の発展のためとは言え、そんなリスクを負ってまでナノマシンを運用するのは怖いですよね。

 

しかし、上手く使うことができれば人類の救世主になるかもしれないナノマシン。
何とかグレイグー問題を回避するいい方法はないのでしょうか…。

次は、グレイグー対策について考えてみましょう。

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グレイグー対策って?

人類の存亡すら脅かすグレイグー問題。

もしかすると、隕石が降ってきたり、大地震が起こったりするよりも、最も可能性が高い人類滅亡のシナリオかもしれませんね。

なにせ、グレイグーを引き起こす原因であるナノマシンはもうすでに地球上に存在するのですから…。

 

そんな恐ろしい可能性のあるナノマシンですが、上手く使えば人々の役に立つことは間違いありません。
だって、もともとその予定で開発されたんですものね(^_^;)

そこで、グレイグー問題を回避すべく、私なりに対策を考えてみました。

使用機関の限定

まず、実用するまでに厳しい審査が必要なのは言うまでもありませんが、使用する機関も限定する必要があるでしょう。

研究が進んで、グレイグー問題を引き起こす可能性がゼロになるか、例え起こったとしても確実な対策がとれる状態になるまでは、これは仕方ないと思います。

起こってしまった際に、与える影響が半端ないですからね(^_^;)

システム構築の徹底

ナノマシンの自己複製機能はプログラムですよね。

だったら、プログラムの構築次第ではエラーの発生率は減らせることは可能なのではないでしょうか。

 

基本的に使い捨てにして、制限時間がくればシャットダウン(=電池切れ)になるようにしてしまうのもいいと思います!

修正プログラムの開発

ナノマシンが万が一暴走して増殖をし続けてしまったときのために、それを修正するプログラムも必要だと思います。

それは追加で送り込む修正用のナノマシンなのか、暴走したナノマシン自体を何らかの方法で修正できるようにするプログラムなのか分かりません。

要するに、もしもの時用のウィルスソフト的なお助けプログラムとでも言いましょうか。

 

ウィルスや細菌ではないナノマシンに特効薬はないと説明しましたが、プログラムにはプログラムで対抗するってことですね。

素人の私でも少し考えただけで、これだけですが対策が浮かびました。
だったら、専門家の方だともっと現実的で、もっといい案が浮かびそうなものですよね?!

ナノマシンが引き起こすグレイグーは、現実味があってとても恐ろしい問題です。

 

しかし、同じくらいナノマシンがもたらす恩恵も現実味があって、惹かれるもの事実です。

慎重に、本当に慎重に厳重に扱うことで、人類にとって最強のパートナーになってほしいと願ってしまいます。

グレイグーという恐ろしいリスクもあることをしっかりと理解したうえで、うまく付き合っていきたいですね。

それでは、ここまでのお話をまとめていきます。

 

 

~まとめ~

ここまでナノマシンがもたらす恩恵と、グレイグー問題についてお話してきました。

まさにハイリスクハイリターンでしたよね。
とっても恐ろしい問題ですが、もう実際にナノマシンは存在するので、グレイグーも起こり得ることなんですね。

少しややこしいので、ここまでのお話を簡単にまとめましょう。

人類の英知の集結!ナノマシン

  • ナノテクノロジーは生活用品で既に活用されている。
  • ナノレベルにマシン化したものが「ナノマシン」
  • ナノマシンの実用例として、医療用がある。
  • 薬入りのナノマシンを体内に送り込み、直接原因となる病原菌などに作用する。
  • 少量の薬で済むため、副作用やコストが少なく非常に効率的に治療できる。
  • 癌治療に最適。

ナノマシンの弊害、グレイグー問題

  • ウィルスや細菌を撃退するためには、それ相応の数のナノマシンが必要。
  • 準備するにはコストがかかるので、ナノマシン自体に複製機能をプログラムする案がある。
  • この機能がエラーを起こし、ナノマシンが暴走して大増殖する恐れがある。
  • そうなると次々と人々に移り、やがては地球上の全てを食い尽くす恐れがある。
  • これがグレイグー問題であり、人類滅亡もありうる。

グレイグー対策って?

  • 使用機関の限定
  • システム構築の徹底
  • 修正プログラムの開発
  • 上記3つは素人案。専門家の今後の開発に期待!

人類にとって、神となるのか。
はたまた、グレイグーと言う悪魔となるのか。

小さくてもナノマシンの与える影響は、強大です。
失敗は決して許されないです。

しかし、その分得られる恩恵も大きいですよね。

 

実際に開発が進められていることなので、神か悪魔か、どちらか遅かれ早かれ実現することなんです。

目先の恩恵ばかり見るのではなく、グレイグーという恐ろしい弊害が起こりうることも十分に理解していきたいですね。

これまでも人間は、地球をたくさん痛めつけてきました。
もうこれ以上、傷つけるわけにはいかないのです。

実際に起こっていないので、あくまでも予測の域を超えません。
しかし、このグレイグーという問題は、今後、目にすることが増えるのではないでしょうか。

 

あなたは、このハイリスクハイリターンのテクノロジー、賛成しますか?

その恩恵の陰に、グレイグー問題が潜んでいることを忘れないでくださいね。

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この記事を書いた人

島津真一と申します。

僕は世界の不思議が大好きで大好きでたまらず
同じように不思議大好きな同士達の為にこのサイトを作りました。

こちらのサイトではUMA、魔術、UFO,オーパーツなど
未だに化学者達が認めない真実をご紹介していきます。

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