過去や未来を旅してみたい。
そう思うことってありませんか?

映画やマンガ、ゲームの世界のように、自由にタイムトラベルしてみたい。
そして、いろんな世界を見てみたいと思ったことがある方は多いと思います。

僕はしょっちゅう妄想しています(>_<)

 

現代の科学は急速に進歩をしていますが、タイムトラベルはまだ実現されていませんね。

夢のまた夢、結局は夢で終わるのかな…。
と、思いきや。 実は実現の可能性があったのです。

 

それが、ワームホール理論です。

今回は、このワームホール理論についてご紹介します。

  1. ワームホール理論とは?
  2. 宇宙ワームホールは実現できる?
  3. ワームホールで異次元へ行ける?

少し難しいですが、夢が膨らむお話だと思います。
遠い宇宙に思いを馳せてみましょう(^-^)

ワームホール理論とは?

ワームホールとは、虫がリンゴを食べて貫通した様子から名づけられました。
虫が貫通させた穴だから、ワーム(虫)ホール(穴)なんですね。

このワームホールって、一体何なのかと言うと。
時空の入口と出口をつなぐトンネルとでも言いましょうか…。

もっと詳しく説明していきますね。(^-^)

宇宙にはブラックホールがありますよね。
あの、何でも吸い込んでしまう、真っ黒な穴です。

その逆がホワイトホール。
そのホワイトホールはブラックホールとは真逆の性質を持つと考えられています。

つまり、何でも吐き出すんですね。

 

このふたつの真逆の性質を持つ穴を繋げるトンネルが、ワームホールなんです。

片方から吸い込まれて、もう片方から吐き出される。
そんな関係ですね。

しかし、ただ吸って吐き出すだけではないんです。
問題は、このワームホールにあります。

このワームホール、実は時空の歪みが内部で起こっているらしいんです。

 

ブラックホールに吸い込まれて、ホワイトホールから吐き出された先は必ずしも自分が知っている世界とは限らないってことですね。

それは、とんでもなく遠く離れた場所に吐き出されるかもしれません。
それこそ、今僕達が暮らしている銀河系とは別の宇宙かもしれないんです。

はたまた、タイムスリップして未来や過去に行く可能性もあるのだとか。

万が一吸い込まれてしまったら、覚悟しておかないといけませんね(>_<)

 

と、こんな危険なワームホールが宇宙には「ある」とされているんです。
うっかり吸い込まれてしまったら大変ですよね(+o+)

しかし、あるとされてはいるけど、実はまだ誰も見つけていないんですね(^_^;)
それだけ宇宙は広大だし、まだ理論上の可能性止まりなんですね。

でも、研究によってその仕組みが解明されつつあり、発見の可能性も微量ながら上がっているんですよ。

もしも見つかったら…。

 

今まで謎とされていたいろんな不思議が解明されそうですよね!

オーパーツとか、宇宙人とか、未来人とか(*^-^*)
想像しただけでゾワゾワしてきます!\(^o^)/

続いては、そんな宇宙ワームホールは実現可能なのかどうか。
研究の一部をご紹介します。

ちなみに、これはノルウェーで実際に撮影された映像です。

ニュース番組で報道されたときのものですが、ワームホールはこんなイメージでしょうか。

宇宙ワームホールは実現できる?

先ほどご紹介したワームホール。

これが宇宙に実現して発見されたら、今までオカルト扱いされていたいろんなことが解明されそうだ! と、思わず血沸き肉躍ってしまった僕ですが。
ちょっと怖くも感じます。

でもやっぱり、実現、発見、解明されてほしいですよね。

まずブラックホールですが、こちらは実際に観測されているんですね。
そしてホワイトホールはあくまでも理論上の存在なので、まだ発見されていません。

なので、このふたつを繋ぐワームホールも、ともすれば机上の空論かもしれません。
しかし、ここではホワイトホールもワームホールもあるものとして考えていきましょう。

もし理論上ではなく、その可能性がドンピシャで当たり、ワームホールがあったとします。
あったとしても、ワームホールはそのままだととても不安定な存在とされています。

 

発見不可能なくらい小さかったり、発見できたとしても、とても中を通れるくらいの大きさはないと考えられているんですね。

このワームホールを安定させるために必要なのが、負のエネルギーです。

何とこの点は、数人の研究者の意見が一致しているんですよ。
負のエネルギーがあれば、ワームホールを大きくすることができ、かつ安定させられると言うのです。

 

通常、物質のエネルギーは正なので、この負のエネルギーを準備するのがこれまた難しいんですね。
そこで負のエネルギーについて、いろいろと候補が発見されつつあるんです。

ひとつは「エキゾチック物質」と呼ばれる物質です。
名前からは情熱的な物質を想像しますが、持っている性質は負なんですね。

ふたつめは、「アクシオン」と言う名の素粒子も負のエネルギーを発生させられる可能性があるんですって。
めちゃめちゃカッコいい名前ですよね(^-^)

 

「エキゾチック物質」については、理論上の物質なので入手困難。

「アクシオン」もまだ仮説上の物質ですが、こちらはかなり存在の可能性が高いんですって(@_@)
しかも、アクシオンはダークマターの有力候補なので、宇宙にある可能性が高いんですね。

何しろ、宇宙の約25%を占めると言われているのがダークマターだからです。

 

で、このアクシオンは強力な磁場の影響をうけると負のエネルギーを発生させるんです。

そして、強力な磁場がある場所といえば活動銀河核ですが、ここにはブラックホールがあると考えられているんですね。
…てことは。
活動銀河核の近くに、ワームホールがある可能性が高いってことになりますよね!

少し整理しますよ。

 

アクシオンは、強力な磁場で負のエネルギー発生します。
磁場が強力と言えば活動銀河核。
そこにはブラックホールもあります。
ブラックホールがあるところで、アクシオンが負のエネルギーを発生させると…。
ワームホールが安定しますよね?!

 

そういうことです!(^-^)

 

しかし、残念なことに、すべて「理論上」や「仮説」を乗り越えたら…のお話なんです。

それでも理論上、ワームホールの実現は可能なのではないかと数人の研究者が結論付けたというのは大きいと思いませんか?

何だかとっても壮大に思えますが、どんどん研究を重ねて解明して欲しいですよね!

宇宙ワームホールの実現については、「理論上」や「仮説」を乗り越えないといけません。
その可能性はゼロではなく、研究者が同じ見解を持って見ているんですね。

夢が膨らみますよね(^-^)

では、このワームホールが見事に実現したとして、中に入ると別の世界へ行けるのでしょうか?

続いては、ワームホールを使って異次元に行けるのかどうか、その見解をご紹介します。

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ワームホールで異次元へ行ける?

ワームホールは「理論上」や「仮説」を乗り越える前提があるものの、その実現はありうるとご紹介しました。

では、そのワームホールを使って異次元へ旅することはできるのでしょうか?

可能だとすると、今まで謎とされてきた世界中にある不思議の数々の新しい答えになりそうですよね。
考えただけでドキドキワクワクしてきます(#^.^#)

例えば、オーパーツ。

オーパーツとは、その時代では考えられない高い技術で造られたモノのことです。

このサイトでも色々お伝えしてますね^^
僕の大好物のやつです。

有名なものは、ナスカの地上絵でしょう。

広大な地上を使って描かれたその絵の数々は、空から把握しなければ描けないほど巨大なんですね。

一般的には、描かれたであろう時代にこれをやってのけるのは、難しい…と言うより、むしろ無理なんじゃ?ってレベルなんです。

 

 

でも、確かに地上絵はそこに存在している。
謎が謎を呼ぶ不思議…。(@_@)

これが、もしワームホールを介して未来から来た何者かが残したモノだとしたら?

または、違う銀河系から来た、高度な文明を持つ宇宙人の仕業かもしれないですよね。

妄想がわいて仕方ありません!\(^o^)/

 

他にも説明がつかない不思議はこの世にはたくさんありますよね?
それが一気に解決するかもしれないのです(゚д゚)!

そんな夢が膨らむワームホールの異次元への旅ですが。
可能性としてはなくはないのでしょうが、今のところ大変難しいと考えられています。

 

というのも、負のエネルギーでやっと安定したワームホールに別の物質が入り込めば、たちまちまた不安定な状態に戻ってしまうからです。

そして、不安定な状態になったワームホールに入り込んでしまったら、命の保証はできないのです。

 

しかし、僕の個人的見解だと、それでも偶然に生きたまま脱出することができ、異次元に行ってしまった例もあるのだと思います。

なぜなら、このワームホールの話自体が、全て実証されたことではない、「理論上」や「仮説」の上に成り立っているのだから…。

 

そして、前向きに考える研究者もいます。
一部の研究者はこの問題も解決できると考え、その研究を続けているんですよ。

その考えとは、ワームホールを安定させるカギである負のエネルギーを発生させる物質さえ自在に制御することができればよい、と言うものです。

ワームホールをコントロールするってことですね!
ぜひぜひ、研究を続けてほしいですね。

 

他にも、移動しようとする人の身体を量子レベルに分解してワームホールを通過させる方法もあります。
量子レベルまで小さいと、ワームホールに影響を与えない、と言う前提ですね。

また前提か!と聞こえてきそうですが(^_^;)

そして、ワームホールから出た先で、再び人間の形に再構築するんです。

 

ワームホールの中の影響がまだ謎過ぎるので危険ですが、量子テレポーテーションは理論上可能なのでもしや…と期待してしまいますね。

しかしこの案の問題は、量子レベルまで分解した人間をもう一度再構築できるのか。
再構築したところで、元通りの人間に戻れるのか、と言うところです。

 

記憶が残っていなかったり、人格が違っていたり…。

いろんなことが考えられますよね。

さらに、もし他の生物も量子化してしまい、一緒に再構築してしまったら…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
この方法はとっても危険だし、実用するには問題が山積みな気がしますね(^_^;)

と言う訳で、結論としてはワームホールで異次元に行くことは難しい。
しかし、その可能性もまだまだ十分にある。

と言うことでした!

そもそもが理論上と仮説の上に成り立つ存在のワームホールなのだから、難しい問題だとしてもそこで諦めるのは違う気がしますよね。

まだまだ未知数な宇宙です。
分からなくて当たり前。

「理論上」も「仮説」も今後たくさん出てくるでしょう。
その中から、いつか真実に辿り着き、ワームホールの謎が解明することに期待ですね。

それでは、ここまでの話をまとめましょう。

 

ワームホール理論について~まとめ~

ここまで神秘の宇宙の中でも謎の多いワームホールについてご紹介してきました。

まだまだ解明中なので、「理論上」や「仮説」の言葉がたくさん使われますが、とても惹き込まれるお話ですよね。(>_<)

少しややこしいので、まとめていきましょう。

ワームホール理論とは?

  • ブラックホールとホワイトホールを繋ぐトンネルをワームホールと言う。
  • ワームホールには時空の歪みがある。
  • そのため、吸い込まれたらどこに吐き出されるのか分からない。
  • それは、違う銀河系かもしれないし、過去や未来に吐き出される可能性もある。

 

宇宙ワームホールは実現できる?

  • ワームホールは発見不可能なほど小さい。
  • しかし、負のエネルギーがあれば、大きく、かつ安定させることができる。
  • 負のエネルギーとして、エキゾチック物質やアクシオンが候補としてある。
  • エキゾチック物質は、理論上の物質のため入手は困難である。
  • アクシオンも仮説の物質だが、存在の可能性が高いとされている。
  • アクシオンは宇宙の約25%を占めるダークマターの有力候補でもある。
  • アクシオンは強力な磁場で負のエネルギーを発生する。
  • 強力な磁場がある活動銀河核にはブラックホールもある。
  • 活動銀河核のブラックホールがあるところでアクシオンを利用すると、ワームホールが安定する可能性が高い。
  • しかし、これらは全て「理論上」や「仮説」を乗り越えた説である。

 

ワームホールで異次元へ行ける?

  • ワームホールは、負のエネルギー以外の別の物質以外が入り込めば、不安定になる。
  • 不安定な状態のワームホールに入り込んだら、命の保証はない。
  • しかし、負のエネルギーを制御する方法さえ分かれば問題ないとする研究者もいる。
  • 他にも、移動する人間を量子レベルに分解してワームホールを移動、出口で再構築する案がある。
  • この案は再構築した人間が完全に元通りの人間に戻れるのかが疑問である。

 

急激に進む科学の進歩に驚くことが多いですが、宇宙に関してはまだまだ解明されていない部分の方が断然多いです。

それだけに、いろんな可能性を含んでいるんですね。
その可能性のひとつが、今回ご紹介したワームホールです。

ワームホールの謎が解明された時、今まで謎とされていた他のことも解明される気がしてなりません。
そしてそれは、楽しみなような、怖いような気もします。

謎のままでいたいような気持ちもあったりして。

人間の心は複雑ですね(^_^;)

広い広い宇宙の中で、ちっぽけな存在の人間ですが、少しずつ、少しずつ真実に近づいて行ければいいと思います。

解明されて真実を知りたい気持ちと、まだ解明されずにいろんな可能性を残した状態で夢を見ていたい気持ちと。

あなたは、どちらの気持ちが強いですか?
どちらであっても、今後のワームホールの研究結果から目が離せませんよね(^-^)