実在した錬金術師パラケルススをご存知でしょうか?
彼は賢者の石を作ったとして有名です。
あの、ドラクエにも出てくる賢者の石ですね。
錬金術というのは、一言でまとめるとありえないことを実現させる術のことを言います。
例えば、その辺の住宅街にある金属をめちゃくちゃ高価なゴールドにしたり、「こんな生物はさすがにいないだろ!」と思われるような生物まで作り出すことなどが挙げられますね。
今回はそんな錬金術について以下の事をお伝えします。
- 錬金術のやり方
- 錬金術の歴史
- 実在した錬金術師
- 賢者の石を作った錬金術師は一人ではない
それでは一つ一つ詳しくお伝えしていきます。
錬金術のやり方は?
錬金術というのは、ありえないことを実現させる術のことであり、その1つとして金属から金を作るなどと言ったことが挙げられました。
では、この錬金術によってありえないことを実現させる方法というのは、一体どのようなことが挙げられるのでしょうか。
錬金術によって何気ない金属を金に変える方法としては、まずは金属の特性を調べるところから始まり、そしてその金属を熱したり削ったりした後に他の金属と合わせるという、いわゆる合金によって金を作り出す方法が挙げられます。
またその他には、金属を溶かすことが挙げられますね。
しかし実際に金属を溶かすと言われても、その溶かしたもので何が作られるのか気になりませんか?
これ、実はこの方法によって塩酸や硝酸などといった薬品が作られるのですよ!
実際には何気ない金属を金に変えるという目的から始まったこの錬金術ですが、今では薬品以外にも最新技術の手助けする役割も担っています。
今ではそこまで合金を作ったり金属を溶かすといったことは難しくありませんよね。
なので、当時ではぶっ飛んだやり方だったはずでしょう(^^;
錬金術の歴史
現代の最新科学に歴史があったように、実は錬金術にもきちんとした歴史が存在しています!
錬金術の歴史は古代ギリシャにまで遡ります。
1828年、エジプトにはテーベという古代ギリシャの墓地があり、そこである書物が発見されたのです。
それがパピルスと呼ばれるものでした。
実はこのパピルスが錬金術の起源となったのですよ!
ではこのパピルスには一体何が記されていたのかということですが、パピルスには金属を加えることで金や銀を増やす方法などといった“まさしくこれぞ錬金術!”と思わせるようなことが記されていたのです。
そうしてこの「パピルス」の発掘から錬金術は始まり、次第にイスラム帝国や西ヨーロッパ、それからインドや中国で錬金術が普及するまで拡大されていったのです!
今私たちの周りに存在する最新科学は、日に日に進化を遂げています。
しかしこの錬金術は、長い年月をかけて今の時代まで拡大していきました。
実際に、錬金術が科学最新技術の元になっているのも今では多く存在しています。
そう考えると、錬金術は現代にまで受け継がれていると言っても過言ではないですよね。
錬金術師は実在する?
これまで錬金術についてお話ししてきました。
錬金術という言葉を耳にして、1つ思い浮かぶことはあります。
もしかすると、あなたも一度は錬金術師という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
では、実際のところ錬金術を実践した、いわゆる錬金術師と呼ばれる人は実在していたのかということです。
確かに錬金術師という言葉を耳にすると、「え〜、そんなの本当にいるの?」と思ってしまいますよね。
しかし実はなんと、有名な錬金術師がドイツに実在していたのです!
ドイツといえば、アインシュタインやワクチンなどと言った多くの偉人が存在していたことで有名ですが、なんと錬金術者まで存在しているのは驚きですよね。
ではその錬金術者は誰なのかというと、パラケルススと呼ばれる人物です。
パラケルススはどんな人なのかということですが、彼はもともと医者でした。
しかし彼は欧米の西部各地を渡り、錬金術師として自然哲学などについての錬金術を学んだのです。
彼が錬金術師であることは、もはや伝説とまで言われるようになりました。
それもそのはず、普通に考えても錬金術師っていないものですよね。
そしてパラケルススは、なんと1人の錬金術師として「賢者の石」と呼ばれる伝説の石を精製することに成功したのです!
(もしかして賢者の石って、あのハリーポッターの…)
そんな伝説の男であるパラケルススは、なんとタロットカードのモデルになっているのですよ!
賢者の石を作ったのは1人だけじゃない!?
錬金術によって「賢者の石」の精製に成功した人がパラケルススであることはわかりました。
しかし実のところ、賢者の石の精製に成功した人は1人だけではなかったのです。
というのも実は、賢者の石の精製に成功したのは、3人もの錬金術師がいるのです!
つまり、3人の中の1人がドイツの錬金術師であるパラケルススであるということです。
では残りの2人は誰なのかというと1人はスペインの錬金術者であるサンジェルマン伯爵です。
そしてもう1人はフランスの錬金術師であるフラメルという人です。
というか、こんなに錬金術師がいるのが不思議でなりませんよね(^^;
実際にはこれら3人以外にも錬金術師がたくさん存在していますが、実は「パラケルスス」、「サンジェルマン伯爵」、そして「フラメル」と呼ばれるこれらの錬金術師が、伝説の物質とも言われる「賢者の石」を作ったということなのです。
しかもその中でも今紹介した3人は、数ある錬金術師の中でも有名な錬金術師なのですよ!
しかし、どの錬金術者が一番有能だったのでしょうか。
錬金術内の社会が気になりますよね。
それでは最後に錬金術についておさらいしましょう。
まとめ
今回は「錬金術」についてお話ししました。
実際にきちんとした歴史がある錬金術ですが、錬金術が最新技術の発展に大きく貢献していると言っても過言ではありません。
もともとは金属で金を作り出すことが目的として作られた術と言われているのですが、今では薬品の開発にまで発展を遂げています。
つまり、錬金術が現代の私たちの生活を支えてくれているということですよね^ ^
もし錬金術が発見されなかったら、今ほど科学技術は発展していなかったかもしれません。
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そんな世界をも変える力がある錬金術の発見に、私たちは感謝しなければいけませんね^ ^
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