地震大国と言われる日本。
世界中には、海洋プレートと大陸プレートが存在していて、日本は、その2つのプレートの境界上です。
その他にも、日本のあちこちに存在する活断層。
プレートの境界線上であることが原因で起こる地震は、プレート境界型の地震と言われています。
そして、活断層の存在により起こるのが、直下型地震です。
大きく分けてこの2種類の地震が、日本のあちこちで起こっているわけなんです。
皆さんも記憶に新しい、東日本大震災と熊本地震。
東日本大震災は、プレート境界型で、熊本地震は直下型。
どちらも大きな被害と、多くの犠牲者を出しました。
大きな地震が何年以内に何パーセントの確率で起きるなんて、ニュースで放送されれば、気になって仕方がないですよね?
これから起こるかもしれないと言われる「大阪地震」について、その情報をご紹介します。
大阪地震が起きるって本当?
今、ニュースで頻繁に取り上げられているのは、「首都直下型地震」や「南海トラフ地震」ですよね。
どちらの地震が起こったとしても、その被害の大きさや影響力は、とんでもないものです。
首都直下型は30年以内に70%の確率、南海トラフは10年以内に20%~30%の確率で起こると報道されています。
その地震でも、大きな影響を受けることが予想される大阪にも、噂されている地震が存在しています。
ささやかれている噂によれば、大阪や関西圏で起きる大きな地震の確率は……。
30年以内に55%だと言います。
30年のうちに起こる確率、フィフティーフィフティー。
浅田真央ちゃん的に言うとハーフ・ハーフ(懐かしい)
専門家でも、断定できないものを、私たち一般人がわかるわけでもなく、そんな時についつい気になってしまうのが、予言です。
「〇〇地震の予想を的中させた予言者」の予言と聞くと、信じたくないけど、なんとなく怖くて後味が悪い。
そんな感覚になりませんか?
今ささやかれている大阪地震の予言はあるのでしょうか?
大阪地震の予言
まずは、大地震を予言した人の結果発表といきましょうか(笑)
- 東日本大震災を予知していたというロンバートさん
この方、結構有名な予知能力者なんですが、知っていますか?
予言によれば、堺市付近でM9前後の大地震が発生するらしい。
その日にちが2016年9月16日から2~3週間以内ということで、この予言はハズレですね。
- この方も東日本大震災を予言?!松原照子さん
最近では、トランプ大統領の誕生も予知していたとか。
確かに、多くの方はヒラリー大統領の誕生を予測していたんだから、すごい?!のかも。
この方の地震予言と言えば、かなりざっくりとした内容でした。
2017年と2018年の年号自体が気になっているようですが……。
首都直下型や南海トラフなどの大きな地震が、いつきてもおかしくないと言うし、そのことなんでしょうか?
他には、大きな地震が起きるとも予言してるようですが、地震大国ですから、誰でも予測できます……。
ということで、これはまさに大阪地震を予知しているのでは?!と言った予言は、見つかりませんでした。
では、現実に戻り、これまで大阪で起きた地震について振り返ってみましょうか。
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過去にあった大阪地震
震源地ではなく、地震によって大阪が受けた被害についてです。
現在から過去へ遡っていきます。
- 平成7年の阪神淡路大震災(M7.3)
9名の死者と、家屋の全壊、半壊、一部損壊を合われると2万戸以上。
- 昭和21年の紀伊半島沖地震(M8.0)
32名の死者と46名の負傷者を出し、家屋の全壊も234戸。
- 昭和11年の奈良県北部で起きた地震(M6.4)
9名の死者、59名の負傷者を出し、全壊・半壊が148戸に、小さな崖崩れの被害。
- 昭和2年の京都府北西部で起きた地震(M7.3)
21名の死者に、126名の負傷者。
全壊、半壊が244戸。
それぞれの地震で、大切な人をなくしたり、安心して暮らせる場所を失ったりしている人がいる以上、地震の規模を大小で区別するべきではないけど……。
回数としては、少ない印象です。
その理由のひとつに、50年以上も前に日本で起きた巨大地震を見てください。
過去の日本の巨大地震
地震については、初めて記録されたのは1500年前。
それから多くの地震を繰り返していますが、大きな地震は何百年に1度来るなどと言われていますよね?
だとすれば、もう起こった東日本大震災や、これから起こる可能性の高い地震も過去に起こっているはず。
どんな記録が残っているんでしょう?
- 南海トラフ地震?
南海トラフ地震と思わせる地震が684年に起こっています。
三連動地震と言われ、震源域は東海、東南海、南海域です。
M8.25を記録して、津波もきています。
山崩れが起きて、川も氾濫したとされ、大きな被害が出たようです。
その後の887年にも、南海トラフ地震が発生し、死者も多数出ています。
平安時代にも、室町時代にも起きています。
一番最後に起きたのは1946年のようです。
南海トラフは100~200年の周期で必ず起きています。
2046年でちょうど100年ですね…。
- 東日本大震災?
869年には、東北の三陸沖で発生しM8.3を記録しています。
津波によって溺死した方は1,000名以上とも言われていて、東日本大震災と同じような規模だったのでは?と言われています。
その他にも、巨大地震はあちこちで起きていて、
- 1945年の三河地震
M6.8の規模で2,000名以上もの死者。
戦時中のこの地震は、報道も少なかったようです。
- 1948年の福井地震
M7.1の規模で3,700名を超える死者。
家屋の被害も大きく、百貨店も全壊しています。
と、とにかく地震は多く、昭和から平成の間にM7クラスの巨大地震は50回ほど起きています。
大阪で被害の出た地震と比較すると、何倍もの規模の地震が起きています。
そう見ると、比較的少ないですよね?
頻度や規模には、地域ごとに違いはありますが、地震大国日本にいる以上、避けられないものです。
知識を持って、災害時の対策をしっかり取っておくことが大切ですね。
では、最後にまとめをしていきます。
まとめ
予言者でも研究者でもありませんが、大阪に大きな地震がくる可能性は低いと言えるのではないでしょうか?
根拠としては、確率的に55%。
これは大阪に限らず、どの地域でも起こる確率があるのが日本だからです。
過去に起きた日本全体と大阪に起きた地震を比較すると、被害も規模も少ないこと。
それに、有名な(?)予言者も直結するような予言をしていない。
というのが、その理由です。
お互い対策だけはしておきましょう!
最後に、3.11東日本大震災を風化させないためにも、こちらの動画を紹介させていただきます。
阪神淡路大震災は6400超えの犠牲者です。
地震のメカニズムに関しては簡単に言えばプレートの反発の際に発生するエネルギーが地震を発生すると言われております、でもこんなことを地震発生後に話される学者には予知は不可能でしょう、もちろん地球のマントルを通過し地球コアに向かうプレートの移動が地震発生の原因だと思いますが、地震予知にはもう少し頭をひねった研究が必要です「縦ゆれ地震・横ゆれ地震」いずれも破壊力はもちろんいつ発生するのかを的中させるのは困難でしょうが予測は可能と思います、地球の変化は必ず表面に現れると思います、地表が徐々に持ち上がったり下がったりつまり海抜の変化があると思います、簡単に言えばプレートの地質重量が大きなものはコアへ進み軽いものはマントル上部から地表方面に移動していきます、このパワーが地表つまり地面を少しずつ押し上げ、その結果 海抜が上がりその後元に戻ります、でもこの現象は地下と地表のひずみによって発生するもので大きく波打ったような現象で地震発生となります。
地表の海抜が500mm上がれば500mm下がるでしょうし、その時地下水等があれば地表ににじみ出るでしょう。
地面の海抜の変化を測定し変化を観察することによって正確な予測が可能となります。
地震の予知連絡会とか学者様の発表が報道されたりしますが、確率は非常にお粗末なものです
本年(2018年)北海道で発生したこの地震は「想定外」という報道に大きなショックを受けました 地震が起きてからお決まりの「プレート」の話には耳タコ状態です、年間約100億円を無駄にしないでください。