日本固有の在来種で絶滅してしまった動物達。
せめて何頭かぐらいは生きているその姿を見てみたかったと思う物です。
もう二度とその姿を見れないと思うと残念ですよね。
特に絶滅の理由が、人間が悪いとしたら、これは悔やんでも悔やみきれません。
ニホンオオカミ、カワウソなどはつい数十年前までその姿を見る事が出来た動物ですし、何とか絶滅させずに済まなかったのかと思ってしまうのは僕だけではないはずです。
また、1万年前まで遡ると大型の動物が多数絶滅しているのが目立ちます。
今では骨しか残されていませんが、この目で見てみたかった・・。
ナウマン象、ヤベオオツノジカなどなど、彼らは何故絶滅してしまったのか?
その理由はこれからお伝えします。
では、日本の絶滅動物12種類の絶滅年代、絶滅の理由、個体の特徴などを解説していきます。
絶滅動物一覧
ニホンアシカ
オス:体長230〜250cm 体重:450〜560kg
メス:体長180cm 体重:120kg前後
生息地:太平洋側で静岡以北、日本海側全般の沿岸
特徴:日本で繁殖する唯一のアシカで、現存する他のアシカよりも大きい。
5、6月に繁殖しますが、一頭のオスが十数頭のメスとハーレム状態で生活していた様です。
“Zalophus japonicus” by Nkensei from ja. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
絶滅時期:1975年
絶滅理由
ニホンアシカは縄文時代の遺跡からも骨が出土するほど古くから捕獲されてきました。
肉を絞って油を獲り、毛皮も漢方につかったりと用途があった事と、主食がタコや貝など魚類全般だったため、明治になると駆除されたのが絶滅の大きな原因と言えるでしょう。
6年間で1400頭ものニホンアシカが捕獲されたと記録されています。
1975年に竹島で目撃されたのが最後の目撃例となっています。
かわいそうですね・・。
絶滅動物の原因
エゾオオカミ
体長:頭〜胴体120〜129cm 尻尾:30〜40cm
生息地:北海道、樺太、千島列島
特徴:体毛は黄色っぽく、尻尾の先が黒い。足も黒い斑点の様な模様になってます。
群れで狩りをして主にエゾジカを補食していました。
こちらの動画で詳しく解説しています。
絶滅時期:1896年に函館でエゾオオカミの毛皮が取り扱われた記録を最後に、樺太でも千島列島でも情報などはありません。
絶滅理由:明治維新後に本格的に北方開拓が始まってから、エサのエゾジカの数が減少、それによってエゾオオカミは家畜である馬を襲うようになりました。
すると結果は見えていますね。
人間を敵にまわす事になったのです。
1877年に懸賞金がかけられ、1879年に大雪の為、補食していたエゾジカが激減した事もあり、エゾオオカミは急激に数を減らしていきました。
なんと1888年までに2000〜3000頭のエゾオオカミが害獣として駆逐されましたのです。
毒餌なども使われたというのですから相当です。
そこまでやらなくてもよかった・・・。
ちなみにこのエゾオオカミ、カナダのオオカミとミトコンドリアDNAが一致したので、親戚という事になりますね。
エゾオオカミを復活させようと言う活動も行われている様です。
絶滅動物日本
ニホンカワウソ
最近になって、生きたニホンカワウソが発見されましたが、大陸から渡ってきたのか、ニホンで生き続けていたのか調査中ですね。
こちらを御覧ください。
嬉しいニュースですね!
体長:65〜80cm
体重:5〜11kg
生息地:日本(北海道、本州、四国、九州他)
特徴:きれいな川に生息。川に生物(エビ、魚、カエルなど)を食べていました。
縄張りを主張する為に目立つ所に糞をする習性があり、一頭の活動範囲が10km以上あった様です。
繁殖は初夏に行い、2ヶ月の妊娠期間を経て一度に2〜5頭を出産していたので、繁殖力が低いわけではなさそうです。
絶滅時期:2012年8月。
(1979年6月に高知県須崎市の新荘川で目撃されたのを最後に、その姿は確認されていません。)
もしかしたら、日本のどこかでまだ生き残りがいるのかもしれません。
ちなみに愛媛県では目撃情報が多数寄せられています。
絶滅理由:これ大きく分けて3つあります。
その1:乱獲
ニホンカワウソの毛皮を求めて乱獲が進みその数を大きく減らしました。
そのため1928年に捕獲禁止の動物になったのですが・・。
その2:第二次世界大戦
戦争の影響でほとんどのニホンカワウソが絶滅しました。
その3:生息地の減少
ダムの建設や河川の工事などの影響でカワウソが棲息出来る地域が激減しました。
明治時代の日本と現代の日本の変わり方を見ればお分かり頂ける事と思います。
その他、漁の為の罠などもカワウソ絶滅の一因になってしまった様です。
絶滅動物図鑑
オキナワオオコウモリ
体長:20~25cm、
前腕80〜90cm(翼を広げると1m以上もある日本一大きなコウモリでした。)
体重400g前後
生息地:沖縄
特徴:1860年代にイギリスの生物学者が沖縄でこのオキナワオオコウモリの標本2つを手に入れて、それを新種のオキナワオオコウモリとして発表しました。
それ以後、オキナワオオコウモリの目撃情報は無く、オガサワラアブラコウモリ同様にその存在に疑問符がついています。
よく似たコウモリの仲間の、グアムのマリアナ諸島に済んでいるマリアナオオコウモリでは無いか?と言われています。
沖縄は琉球王国として貿易なども盛んに行われていた事を思えば、まわり回ってこのマリアナオオコウモリの標本が1860年代には沖縄にあったとしても全く不思議ではありませんね。
おそらくこれはマリアナオオコウモリの標本を沖縄で手に入れたイギリス人が新種と間違えたのでしょう。
“Pteropus seychellensis” by Hubris.nemesis – 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
※セーシェルオオコウモリ
絶滅時期:1860年という事になっています。
絶滅理由:沖縄で19世紀に3〜4頭の捕獲例がありますが、20世紀になってからはありません。
捕獲自体が何かの間違えで、元々沖縄にはいなかったのではないかと思われます。
(あくまで管理人の推論です。)
ではここからは太古の日本にいた絶滅動物をご紹介していきます。
大型の動物が沢山絶滅してるんですよ。
日本動物ニホンオオカミ絶滅の原因
“Japanese Wolf” by Momotarou2012 – 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
体長:頭〜胴体:95〜114cm、尻尾30cm、肩高55cm
体重:15kg
中型犬くらいの大きさですね。
生息地:本州、四国、九州
特徴:2〜10頭の群れを作って生活していました。
絶滅時期:1905年に奈良県東吉野村で捕まったニホンオオカミが最後の確実な情報となっています。
しかしその後も紀伊半島、九州、秩父では目撃情報や遠吠えを聞いたという情報があります。
もしかしたらこの日本のどこかでひっそりと暮らしているのかもしれませんね。
絶滅理由:理由がハッキリしていないのですが、ニホンオオカミの場合は人間の手による物とばかりは言えない様です。
もちろん人間による駆逐もありますが、それだけではないのです。
ニホンオオカミ絶滅の理由として有力なのは次の3つがあります。
1732年頃から人々のオオカミに対するイメージが、いわゆる今私たちが思っている恐い猛獣に変わりました。
それまでは飼いならしたりもしていたくらい仲がよかったんですよ。
しかし、この頃を境にオオカミが人を襲いだしました。
何故病気になるのかわかりますか?実は海外から狂犬病が入ってきたのです。
狂犬病にかかったオオカミは害獣になってしまったのです。
もちろん狂犬病にかかったオオカミ自体も感染から一週間程度で命を落とす事になりました。
オオカミが害獣になると人々はオオカミを駆逐し始め・・・。
絶滅してしまったというわけです。
これがニホンオオカミ絶滅の理由①です。
まだ他にも理由が考えられます。
これはエゾオオカミと同じ理由ですね。
獲物が減ったのは人間の関与があったからなので、人間のせいだと言う事ですね。
1900年頃、ニホンオオカミが病気で弱々しく歩いている様子や、病気によるであろう死体がよく目撃されていた様です。
その理由がジステンバー病なのです。
この病気も狂犬病同様に海外から持ち込まれた物で、群れで生活していたニホンオオカミの間に急速に広がっていきました。
結局どれも人間のせいですね。
これら3つが複合的に重なって絶滅に至ったのでしょう。
残念な事です。
オガサワラアブラコウモリ
体長:7cm、前腕3cm
生息地:小笠原諸島母島
特徴:全体的に小さい。見た目は普通のコウモリとあまり変わらないが、耳の先端が丸っこくなっていて、頭の幅が狭いのが特徴です。
絶滅理由:1915年に新種として標本が提出されましたが、1915年以前にも以後にも別の個体が見つかっておらず、このコウモリが存在したのかが疑われています。
そのため、2006年に絶滅種ではなく、情報不足として位置づけが変更されました。
ですが、近年になってオガサワラアブラコウモリとみられるコウモリの目撃情報が相次いでいるのも事実です。
どの情報も確定的ではないので、今の所まだ情報不足の位置づけは変わっていません。
デスモスチルス
“Desmostylus2DB” by Dmitry Bogdanov – dmitrchel@mail.ru. Licensed under CC 表示 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
体長:180cm
体重:200kg
生息地:太平洋沿岸一帯〜カリフォルニア
特徴:カバに似た見た目同様、半水棲の動物で、上あご切歯の一対(人間で言う八重歯ですね。)と下あごの犬歯が飛び出していてキバのようになっています。
彼らは束柱類(そくちゅうるい)の仲間で、何が束なのか?と言うと、歯が束になって生えているので、柱のようになっているのです。
稲を刈ったところをイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。
一本一本の稲は細いですが、束になって太くなってますよね?
束柱類のデスモスチルスの歯も同じ様な感じです。
このキバで獲物を捕獲していたのですね。
キバのように歯が進化したという事は、魚も食べればアザラシの様な動物も補食していたと考えられますね。
化石は樺太〜日本〜カリフォルニアまでで発見されていますが、日本で発見される化石が群を抜いています。
日本をメインに生息していた様です。
2013年に行われた調査では、デスモスチルスの骨の密度が低い事が分かりました。
これはデスモスチルスが水を泳ぐのに適した体だった事を意味しています。
絶滅時期:1200万年前
絶滅理由:デスモスチルスは2800万〜1200万年前にこの地球上にいたと考えられています。
それはその頃の地層から彼らの骨の化石が発掘されている事から分かります。
でも、何故絶滅してしまったのか?これは謎のままです。
僕としては恐らく近くの変化で日本列島が孤立し、食べる物に困った肉食、雑食獣(例えば狼の様な)が海岸線に群れて寝そべっている捕まえやすいデスモスチルスを補食し始めたのが原因だったのではないかと考えていますが、これは未だに謎のままです。
パレオパラドキシア
“Paleoparadoxia Skeleton” by Momotarou2012 – 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
体長:体長は1.5-2.0m
生息地:西日本〜北米〜メキシコ
特徴:デスモスチルス同様に束柱類(そくちゅうるい)
カバの様な見た目で浜辺などで生活していたと考えられています。
カバは川にいますが、それの海バージョンだと思って頂ければいいかとおもいます。
絶滅時期:絶滅したのは今から1300万年前です。なのでデスモスチルスよりも100〜200万年早く絶滅してしまった様です。
絶滅理由:
パレオパラドキシアの様な動物は、特殊な進化をしたと言えます。
なので、生活環境や食環境がかなり限定的になり、この頃の気候の変化についていけなかった(補色生物が激減したなど)事が絶滅の原因と思われます。
ゴンフォテリウム
“Gomphotherium sp” by Momotarou2012 – 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
体長:3〜4m(恐らく)
生息地:中央アジア
特徴:古代のゾウの一種で下あごだけでなく上あごにもキバがある。
水棲生物を食料としていたようで、下あごのキバ使って地面を掘っていたと思われます。
絶滅時期:2400万年~500万年前
絶滅理由:絶滅理由は謎のままです。
エナリアルクトス
体長:1.5m かわうその様な姿と思われます。
生息地:北アメリカ、日本
特徴:アザラシ、デスマトフォカ、アシカ、セイウチ、などの祖先と言われています。
もちろん手足はヒレになっています。
絶滅時期・理由:2000万年前に絶滅したのでくわし事は分かっていません。
ヤベオオツノジカ
体長:2.5m 肩高:1,6m 角の長さ1m前後
かなり大きいです。
生息地:青森〜北九州、ユーラシア大陸
特徴:とにかくデカい
絶滅理由:1万5000年〜1万2000年前に絶滅(大型動物の大量絶滅の頃)
絶滅の理由はハッキリしていません。
岩手の遺跡と長野の遺跡でヤベオオツノジカの骨を削ったと見られる化石が発見されたため、人の手によって絶滅したと唱える人もいます。
ナウマンゾウ
「Elephas naumanni」、(12danya)(十二段屋) – (http://www.12danya.co.jp/photo/life/naumannelephant.html) 作、ウィキメディア・コモンズ 提供。
体長:4.5m 肩高:2.5.〜3m(現代のアジアゾウよりちょっと小さめですね。)
キバの長さ:オス240cm メス60cm
生息地:北海道〜本州
特徴:何と言っても巨大なキバです。
絶滅理由:1万5000年〜1万2000年前に絶滅(ヤベオオツノジカと同じ頃です)
※日本で絶滅したのは2万年前。
理由はハッキリしていませんが、2万年前と言えば旧石器時代の後期で、恐らく当時の現生人類がナウマン象を補食していた為に絶滅した物と考えられます。
旧石器時代の後期に狩猟用の武器が発達し、それによって狩りが効率よく出来るようになり、大量のナウマン象が狩られていったのだと考えられます。
これはヤベオオツノジカにも言える事かもしれません。
絶滅動物一覧と絶滅原因〜まとめ〜
今まさに絶滅の危機に瀕している絶滅動物は日本だけでも沢山います。
この他にも10年後には地球上からその姿を消してしまうであろう生物は何千、何万種類もいるのです。
1ヶ月以内に絶滅してしまう生物もいるでしょう。
絶滅動物を守る為には、僕たちが出来るちょっとした心がけがひつようなだけです。
例えば、ゴミをゴミ箱に捨てる、とか。
食器洗いの洗剤を無駄に使いすぎない、とか。
共に暮らす地球の生物達とこれからも共存していく為に、お互い気をつけて生活していきましょう。
コメント
コメント一覧 (20件)
日本固有の在来生物で、これだけの生物が絶滅していたのだと思い知らされました。
また、そのほとんどが人間の手によって、人間の行動による減少、絶滅へとつながっているのだということもわかり、なんだかいたたまれない気持ちになりました。
最近では外来種が増えてきているし、日本固有の遺伝子を守ることも大事ですよね。
せめて今実在している日本固有生物とだけでも、うまく共存できたらいいなと思います。
はじめましてmichaelさん。管理人の島津です。
動物が絶滅する原因のほとんどは人間に関係しますし、michaelさんの言う通り、在来種が減っていたりもします。
琵琶湖はあゆが絶滅しそうですし、ザリガニなんかもほとんどアメリカザリガニになってきています。
日本の動物を絶滅から救ってあげたいですね。
近代まで生息していたと思われるものから,古代のうちに滅んでしまったものまで,こうして上げてみるといろいろと考えさせられます。
宮崎駿監督作品のアニメ映画「もののけ姫」の世界を思い出してしまいました。
持続可能な社会作りは,今後私たちが子供や孫の世代のためにも真剣に取り組まなければならない問題だと改めて実感しました。
そうですよね。僕たちの後の世代に申し訳ないので、絶滅動物が増えないように、後々の世代の時も繁栄出来るようにしたいですね。
日本でも、こんなにたくさんの動物たちが絶滅していたのですね。
アシカのような海獣は日本にはいないと思っていましたが、人間たちが絶滅させてしまったとは…本当にかわいそうです。
これからこのような過ちを繰り返さないよう、今生きている私たちは努力をしていかなければならないと思いました。
私たち一般市民が絶滅危惧種の動物たちのためにできることはなんでしょうか?
はじめましてkoshiさん。絶滅動物を増やさない為に私たち一般市民が出来る事、色々あると思います。
洗剤を使いすぎないとかゴミはしっかりゴミ箱に捨てるとか。
一人一人が自然を大切にする気持ちを持ちたいですね。
koshiさんおはようございます。島津と申します。
日本の絶滅動物は、僕も調べてみてたくさんいる物だなと感じました。
ニホンカワウソなんかは最近まで絶滅していなかったわけですし、生で見てみたかったです。
食器洗いにやたらと洗剤を使わないとか、出来る所から環境汚染を食い止めていきたいですね。
ナウマンゾウの発掘調査に長野県野尻湖で参加したことがあります。発掘された状況から、野尻湖人がナウマンゾウを狩猟していたと言われています。
ナウマンゾウが絶滅した時期を通説となっている2万年前とした場合には、絶滅した原因は氷期のピークになったという環境要因が大きいと言われています。
化石の年代が精密に調査されるようになってから、絶滅したのは3万年前という説がでてきて、氷期のピーク以前に絶滅したとなると、絶滅した原因は人類によるオーバーキルではないかと言われるようになりました。
当時の狩猟の仕方というのは、想像でしかなくてわからないことが多く、日本各地にいたナウマンゾウを石器を使って、人類が絶滅に追い込んだというのは本当かなあと思います。巨大なキバを持つ大型動物を狩るのは、大変な危険があったはずで、それよりは日常の捕食のためには小型の動物を狩ったと思います。ナウマンゾウを狩ったのは特別の場合だったのではないかと私は思っています。
上記の記事では、絶滅したのは2万年前としていますから、絶滅の原因は環境要因の変化が一番大きいことになります。疑問に思うのは、2万年前に石器の発達で効率よく狩猟ができるようになったため、人類の捕食が原因でナウマンゾウが絶滅したと書いてあることです。環境の激変でナウマンゾウが絶滅寸前になっているところに、人類がトドメを刺したということなんでしょうか。
はじめましてまあくんさん。島津です。ナウマン象の絶滅にかんしては分かっていない事が多いですよね。
どうやら人間がアフリカからず〜っと東に渡ってきて、ナウマン象を狩ったりはした様ですが、伝染病の様な物が流行ってしまった様ですよ。
それはナウマン象の骨の異常から分かっています。
日本から狂犬病に寄って狼が絶滅したのと同じ様な理由です。
はじめましてタロさん。子供さんそっちのけになるほど楽しんでもらえて嬉しです。(笑)
日本の絶滅動物は、大昔の絶滅はしょうがないと思いますが、ニホンカワウソやニホンオオカミなど近年人間が原因で絶滅してしまった動物はもったいない事をしたなと思います。
これ以上絶滅種が増えないようにしたいですね。
日本の絶滅動物達が居なくなってしまった原因が、人間たちの勝手によるものと考えるととても残念です。絶滅してしまった動物たちは、戻って来ません。動物たちも人間と同じ命を持っています。我々人間がそれを忘れてはいけないと思います。
ニホンカワウソについて、絶滅してしまったのはつい最近ですね。私は、そのことを知りませんでした。とても残念に感じております。環境汚染の問題・人間達の勝手な環境破壊については、疑問を感じます。絶滅動物をこれ以上、起こしてはいけないと思います。
はじめまして。管理人の島津です。暑い暑い夏がやってきましたね〜。
既に絶滅してしまったニホンカワウソはこんな暑い時期には優雅に川を泳いでいましたよね。
僕はこの目で見た事が無いので、一度で良いから見てみたかったです。
自然を守っていきたいですね。
おっしゃる通りだと思います。自然と共存出来なければ僕たちにとても良い事ありませんよね。
日本オオカミ、カワウソ、コウモリ等馴染みのある動物が記載されていることに驚かされました。
戦争や乱獲 また水質汚染など人間との共存は動物たちにとっても難しい事なのですね?
また最近では頻繁に人里に出没し捕えられる熊、森林を荒らす鹿等も耳にします。
人間の安全な暮らしを脅かす種もその生活環境の変化に追い詰められているのでしょうか?
これらもいつの日か絶滅に追い込まれてしまうのではないかと考えてしまいます。
難しい問題ですね?
sakiさんおはようございます。管理人の島津と申します。
環境破壊の影響でこれからも野生動物が絶滅していく可能性は大いにありますよね。
実際絶滅危惧種はたくさんいます。
深刻な状況と言わざるをえないですね。
この数世紀で,人類は他の生物の生殺与奪の権を持つようになってしまいました。近年の種の絶滅の原因は全て人類にあります。これは生存競争,自然淘汰などではありません。いわば虐殺に近い形で絶滅に追いやった,と言っても過言ではありません。増えすぎたネズミは自ら崖を飛び降りると言います。増えすぎた人類が自らを殺す前に,地球環境は人類だけのもの,という考えを改めるべき時が来ていると感じます。また,現代は人類史上最も人間が傲慢な時代だとも思います。
jijiさんこんにちは。 島津です。 人間の生殺与奪権・・・本当はそんな者は無いはずですが、jijiさんのおっしゃるように、まさにそんな振る舞いですよね。
やがては自分の首を絞めることになるのに・・。
なんとかしたいものですね。
大昔のナウマンゾウとかオオツノジカはなんとなく知ってはいましたが、現代に生息しているのと見た目があまり変わらないような動物たちも絶滅していったのだと思うと、今現在生きている動物たちもいつ絶滅したとしても不思議ではないんだなと実感しました。
普段こういったことと向き合うことがないから今回この記事を読んだのは良いきっかけになったと思います。
今絶滅の危機に瀕している動物たちが現実に絶滅してしまった場合、地球の生態系としてはどんな影響が起こるのでしょう?
Rさんこんばんは。島津です。
絶滅危惧種はたくさんいますし、絶滅動物は毎年かなりの種類がいます。
すでに生態系には影響が出ていると思いますよ。
生物の絶滅が今後どうなるのか・・・。わかりませんが、良くはないですよね。
はじめまして、素晴らしいまとめです。
一応、シロナガスクジラ・ヒレナガゴンドウなどの海洋生物や2種類のチョウザメ、コウノトリやトキなども、日本にいた個体群は絶滅しているなどが知られていて、その他のクジラやイルカ、ジュゴンやオサガメやタイマイ、ウバザメ、アホウドリなどの多くの種類でも絶滅寸前またはすでに絶滅状態にある個体群は少なくないそうです。
また、オオヤマネコも縄文時代に人間に狩られた事が判明しています。おそらく、ヘラジカ、(日本にいたトナカイやサイ、本州のヒグマやライオン、ステラー海牛、リクガメなどは人間が関与したか不明)、(ゾウアザラシや沖縄にサルも日本にいた可能性はあるがまだ未知数)、 バイソン、オーロックス、北海道のマンモス、これらを餌としていたトラやヒョウ、ヤマネコなど(「共絶滅」) も直接的または間接的な人間の影響で日本から消えたのだと思います。
陸も海も、大型動物(メガファウナ)は、実は生態系において非常に重要な役割があり、メガファウナがいるといないとでは生態系の生産性や環境に与える影響が大きく変動するそうです。「なんでアフリカから離れるほどにメガファウナが少なくなるのか」という疑問も、「アフリカの動物は人間がいる状態に適応してきたから、全ての大型動物が絶滅していないが、それ以外では人間や石器、人間がもたらした犬やネズミなどの外来生物や細菌や病原菌などに免疫をもたず、比較的短時間で消えていった」という仮説が唱えられています。気候変動などだけでは説明がつかない絶滅が多いので。
長文で申し訳ありません。