ナスカの地上絵を山形大学のチームが新たに24点発見!

以前、ナスカの地上絵は何のために描かれたのか?
どのように描いたのか?について詳しくお伝えしましたが、なんとそのナスカの地上絵が新たに24点も発見されました。

全長は5~20m。

山形大学の研究チームが2014年12月から2015年2月に現地に乗り込んで調査した結果見つかったという事で、日本人として鼻が高いですね♪
このような研究は僕の心をくすぐってくれます。

嬉しいニュースなのでこれを詳しくお伝えいたします。

目次

ナスカの地上絵が発見された場所は?

今回新たに発見されたナスカの地上絵は、いつもとはちょっと違う場所にあるんです。
そして今までとは違うある特徴があります。

ナスカの地上絵の有名所はこの動画でご確認ください。

今までとどこが違うのか?

いままでの地上絵と違う特徴その①は・・・
発見された場所が市街地から近い事。
今まで発見されてきたナスカの地上絵の多くは市街地からは遠く離れた場所でしたが、今回見つかったのは市街地から近いのです。

ちなみに、ナスカの地上絵が描かれた前後は関係ないですよ。
今回発見されたナスカの地上絵は比較的新しい物で、新しくなるに連れて市街地に近くなっている、と言う意味ではありませんのであしからず。

特徴その②、それは・・・24点の地上絵があるエリアに集中して描かれている事です。
このエリアは以2013年に17点の地上絵を発見した地区で、従ってこの地区には合計41点もの地上絵が集中している事になります。

何故この地区に集中して描かれているのかは目下調査中です!

何故この地域に地上絵が集中しているのか?

僕の意見を述べさせて頂けるなら、以前描いた記事でお伝えしましたが、ナスカの地上絵は死者を弔う為に描かれました。
お墓というわけではありません。

王様や皇族の様な立場の人達の弔いの為に描かれたわけですが、このナスカの地域で統治者が分かれた。
中国でいう三国志の様な状態になったんですね。

で、広大な地域を支配している国の王は土地に余裕があるので人里離れた所に絵を描けたし、あまり領土の無かった国の王は小さな地域に集中して地上絵を描かざるを得なかった。

ただし、これはもうただの想像ですので真に受けないで下さいね♪
今市街地になっている所が、当時から市街地だったとは限りませんから。

16682975575_2cf871cf49_nphoto credit: PICT8450 via photopin (license)

今回発見されたナスカの地上絵が描かれたのはいつ?

ところで、今回山形大学のチームによって新たに発見されたナスカの地上絵24点が描かれたのは紀元前400~紀元前200年頃だと見られています。

場所は前述の通り市街地から1500mしか離れていなアハ地区です。
ナスカのアハ地区の丘の斜面です。

市街地から近い為、今後市街地に呑み込まれてしまう事が懸念されています。
もしかたら既に市街地に呑み込まれてしまった地上絵もたくさんあるのかもしれませんね。

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この記事を書いた人

島津真一と申します。

僕は世界の不思議が大好きで大好きでたまらず
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