バーバリライオンが再発見されるまでの詳細!

ライオンの中で最大のバーバリライオン。
体長が3m以上、最大の個体で4mもあったとされています。

肩高が成人男性と同じくらいなのでその大きさが分かるかと思います。

ライオンもおおくの種類がいますが、一般的なライオンで2.5mくらいですからね。
バーバーリライオンは相当大きいです。

しかしアフリカ大陸で優雅に生活していた彼らも、他の動物同様人間の手によって1922年に野生種最後の一頭が殺されました。
残念な事です。

なぜバーバーリライオンは人間に狙われるようになったのでしょうか?

こちらの動画をごらんください。

絶滅〜再発見の流れわかりましたか?

目次

バーバーリライオンが絶滅宣言されるまで

ローマ時代になると北アフリカ大陸に進行したローマ人達は、大きくて見栄えのいいバーバーリライオンを先勝品として持ち帰りました。

見世物にちょうど良かった様です。

カエサルは400頭、ポンペイウスは600頭も持ってかえったというのですから半端な数ではありません。
どんだけライオン欲しいんだという感じですね。

アワレ・・・・。手当り次第に生け捕りにしていったのでしょう。

欲望に翻弄されたアワレなローマ人達。

 

ローマと言えばコロッセオですね。
ローマに連れて行かれたバーバリライオンの中にはコロッセオで戦わされた個体もいた様です。

その熱狂はものすごい物があった様ですが・・・悲惨ですよね。
飢えさせられるバーバーリライオンもそうですが、飢えたバーバーリライオンと戦わされる受刑者達・・・。
考えただけで恐ろしいです。

でも、これは余談ですが人間vs獣は人間の勝率が結構良かった様ですよ。

6916720005_758d12b856_n photo credit: Jambo showing his tongue via photopin (license)

 

ローマ時代が終わってバーバーリライオンは・・

ローマ時代が終わると今度はハンティングの対象としておおくのバーバーリライオンが殺されました。
ただの娯楽の為に、です。

僕は娯楽の為のハンティングを粋な趣味の様に語る人が信じられないタイプなのですが、あなたはどう思いますか?
現代でも鹿や鳥をなどの動物を娯楽の為に撃ち殺している人達がたくさんいます。

ただただ動物達が可哀想だと思います。

その娯楽のハンティングと動物園ようの捕獲の為にバーバーリライオンは数を減らしていき、1891年にはチュニジアとアルジェリアでは絶滅してしまいました。

そして前述の通り1922年にモロッコで射殺された一頭を最後に、絶滅してしまったのです。
ヨーロッパ人てなんでこうなんでしょうね。

しかし1996年にバーバリライオンが再発見されます。

バーバリライオン再発見

1996年にバーバーリライオンが再発見されました。
どこにいたと思いますか?

これが凄く意外な場所なんです。

これ、クイズにしましょう。

問題:1996年に再発見されたバーバリライオンはどこで発見されたでしょうか?

ヒント:絶対だれか見てる場所

どうですか?予想出来ましたか?
答えはもうすぐ発表ですが・・その前に、この発見には懐疑的な意見が多かったのも事実です。

純血なのか?という事ですね。

僕もこの意見には賛成で、恐らく混血種だったのだと思っています。

と言うのも、野生の世界ではある程度数がいないと同じ種族の動物と出逢う機会が著しく減ってしまいます。
1922年に絶滅が宣言されて1996年に再発見されるまで74年もの間広いアフリカ大陸で純血同士が交尾を重ねて生き残るのはほとんど無理な話です。

100%無いとは言い切れませんが、可能性としてかなり低いのが事実です。

 

ただ・・、そろそろ問題の答えを発表したいと思いますが、
このとき再発見されたバーバーリライオン、モザンビークのサーカスで発見されました。

いよいよ怪しさ満点ですね。

でも、実はれっきとした純血種が生き残っているのも確認されました。
実はモロッコのラバト動物園にバーバーリライオンの純血種が生き残っている事が再発見されたのです。

再発見された王様のバーバリライオン

モロッコにあるラバト動物園。
そこには実に32頭もの純血のバーバーリライオンが今でも生存しています。

現モロッコ国王のおじいちゃんのムハマンド5世の時代に、貢ぎ物として献上されたバーバーリライオンです。
繁殖を重ねて今でも生き残っているのですね。

 

個体数を増やそうと繁殖活動が盛んに行われているんですよ♪

そんな日が来る事を願って、ラバト動物園の挑戦を応援したいと思います。

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この記事を書いた人

島津真一と申します。

僕は世界の不思議が大好きで大好きでたまらず
同じように不思議大好きな同士達の為にこのサイトを作りました。

こちらのサイトではUMA、魔術、UFO,オーパーツなど
未だに化学者達が認めない真実をご紹介していきます。

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