犬鳴村、心霊好きの間では知られた心霊スポットです。
九州で最も近づいてはいけない場所として知る人ぞ知る村なのです。
犬鳴峠では過去に凄惨なリンチ殺人事件、自殺、事故もありました。
いったい犬鳴村ではどんなことが起こるのでしょう…?
それを紐解くために今回は
- 犬鳴村に行った体験談
- 犬鳴村の伝説とは?
- 犬鳴村の地図は?
についてご紹介します。
犬鳴村に行ってきた体験談
いろいろ調べてみると、この恐ろしい村に行ったことのある人々がいます。
そこで目にしたものはどんなものだったのでしょう?
みなさんの体験談を抜粋します。
犬鳴村体験1
あるカップルがJRバスで行ってみたそうです。
バスからは廃墟らしきものがみえます。
バス停で降りる際に、運転手から心配される始末。
しばらくすると新道のトンネルがあり、そこからさらに10分ほどで旧道のトンネルにつきます。
そこは封鎖されてしまっていて、中をのぞくといかにも嫌な感じが。
昼間なのに十分恐怖を感じたと言います。
その夜、また車で行ける所まで行き、さらに徒歩で旧道のトンネルに行ってみると・・。
一緒に行った女性が男のうめき声のようなものをきいたと言い出す。
なんだか嫌な予感がするので急いで下山し、車に乗り込み県道を走っていると、信号で止まっていた車に追突!
ゴールド免許の運転手なのにブレーキを踏んだのに止まらなかったと訴えます。
けがもなく、小さな事故でしたが、犬鳴峠の祟りでは…と頭によぎったそうです。
こちらの動画もご覧ください。
犬鳴村体験談2
友人たちとこぞって4人で犬鳴峠に行った時の事です。
噂で白いセダンで行くと何かが起きるというので白のセダンで行きました。
犬鳴峠の新トンネルを通り、旧トンネルへ。
真夏だったけれど、かなり大勢の人が訪れていたそうです。
すこし拍子抜けした感もあり、すぐに旧道の方へも歩いていきました。
そのうちに一人が帰ろうと言い出しました。
何度目かには必死な様子。
さすがにみんなで相談し、目的地にはついていないけれど引き返しました。
気が付けば周りにたくさんいた他の見物客もいなくなって、持っていた携帯の光に頼って引き返しました。
置いてあった車に着くと、さっき引き返そうといった友人が持ってきていた味塩を肩と頭にかけていたのでみんなが理由をたずねると・・
「周りに人がいなくなってきたことに気が付いたころ右肩が少し引っ張られた。さらに2回目はいきなりグイッと引っ張られた。」と。
大急ぎで乗り込んだ車のCDをガンガンにかけながら家路にきましたが・・
その時、なんだか手が痒かったそうです。
翌日虫刺されみたいなものが両腕にたくさん出てきましたが、かゆみは強くない。
さらに翌日は上半身に広がり、病院でじんましんの薬をもらったがひどくなる一方。
そうこうしているうちに母親が連れていきたいところがあるというのでお堂のようなところに行ったそうです。
そしてそこでお祓いのようなものをしてもらいました。
念仏のようなものを唱えてくれた人から「他の土地の…しかもライ病患者だった人を連れてきている」というではないですか。
そして、翌日からしばらく家族の人数分のお茶を流すように言われ、実行。
するとじんましんのらしきものはどんどん良くなっていったそうです。
数年後たまたまテレビで犬鳴村の事を紹介している番組を見ていると・・。
なんとその昔、犬鳴村にはライ病患者の隔離病棟があったそうです。
犬鳴村体験談3
男性が2人でドライブに行った時の事。
若宮側で降りようと車を止めました。
でも助手席のAさんがなかなか降りません。
どうしたのか聞くとAさんは下に視線を促します。
なんと、Aさんの足が手でつかまれているのです。
運転していたBさんは速攻逃げました。
Aさんはその後行方不明に・・・。
車は崖の下から発見されました。
このような体験談が後を絶たない犬鳴村ですが、実はいろんな事件や伝説があります。
いったいどんな伝説なのでしょうか?
犬鳴村伝説とは?
「日本国憲法の通用しない村・・犬鳴村」という伝説があります。
村の入口に「日本国憲法は適用せず」という看板が立っているというのです。
このほか、どんな伝説があるかと言うと
ハンセン氏病の隔離病棟があり、隔離目的で意図的に怪談を流し、人が訪れないようにしたが、患者の様子を幽霊と勘違いして、怪談を現実だと思い込んだ。
村に続く道は非常にわかりにくく、入ろうとすると警報機が仕掛けてある。
村人に気づかれると斧やなたを手に追いかけてくる。
江戸時代頃から差別地域になっていた。
その迫害を避けるにはどうするか?村は外との接触を避けた。
精神を病んだ老人男性が鎌をもって追いかけてくる。
こんなことがまことしやかにささやかれています。
犬鳴峠にも言い伝えがあり、犬も登るのが辛くて鳴く峠という話です。
もう一説には殺された女の霊が泣く声が犬に似ているからという話が残っているそうです。
実際には犬鳴トンネル周辺で起こった奇妙な事件や凄惨な事件がこんな伝説を作っているのでしょう。
そんな伝説のある犬鳴村はどこにあるのでしょうか?
場所を知っても言っちゃダメですよ。
犬鳴村の地図は?
実は犬鳴村は地図からはすでに抹消されているのだとか。
ただ、犬鳴峠や犬鳴トンネルは今でもあります。
場所は福岡県。
糟屋郡久山町と宮若市というところがあり、そこをまたぐ峠が犬鳴峠です。
地図から抹消されたという犬鳴村、場所はどこだったのか?
知りたいですか?
知っても行かないでくださいね。
犬鳴村の場所は宮若市の西の端あたりです。
明治22年に周辺3つの村が合併し、吉川村に取り込まれました。
犬鳴村の中心地は犬鳴ダムの湖底にあたるところで、ダムの建設で湖底に沈んだようです。
ただし、様々な噂のあるスポットはここではなく、旧道の方の犬鳴トンネル。
そちらへ続く道は県道21号線の新道犬鳴トンネルの近くにあります。
いわゆる旧道犬鳴トンネル。
現場の表記は犬鳴隧道。
ちょうど、新道の犬鳴トンネルと廃道(旧道)が平行して走っているところです。
旧道犬鳴トンネルは現在、少し手前から廃道になって封鎖されています。
その奥に旧道犬鳴トンネルがあり、ブロックで封鎖されているのです。
日本の心霊スポット、いろいろありますね・・・。
心霊スポット犬鳴村の最後に
恐怖スポット犬鳴村。
どちらかと言うと犬鳴村というよりは旧道の犬鳴トンネルが伝説の場所なのですね。
今回は
- 犬鳴村に行った体験談
- 犬鳴村の伝説とは?
- 犬鳴村の地図は?
についてご紹介しました。
話題のスポットでもあるので訪れる人もそこそこいるようです。
でも、肝心な旧道犬鳴トンネルやさらにその周辺の旧道探索をした人々に不思議な事が起こってもいるのです。
そのことをくれぐれもお忘れなく…。
できればそっとしておきましょう。
そしてそれでも行こうと思う方は、それなりの覚悟と自己責任において訪れてください。
私なら弱虫と言われても絶対近づきませんが・・・。
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