ドラえもんには少し怖い都市伝説があるのをご存知でしょうか?

怖いというより、奇妙なといった方が正確かもせません。

個人的には多くの謎がある「行かなきゃ」が最も不思議です。
その理由は・・これからお伝えするので、お分かりいただけるかと思います。

そのほかにも「タレント」「植物にんげん」と合計3つのドラえもん都市伝説をご紹介します。

まずは「行かなきゃ」から。

ドラえもん都市伝説行かなきゃとは?

あなたは、ドラえもんの都市伝説『行かなきゃ』という話を知っていますか?

あぁ聞いたことある、という人もいれば、なんのこっちゃ?の人もいると思います。

これは、1996年9/23の夜中に放送されたといわれている回のことを指しているんですが、見たことはありますか??

ドラえもんは普通夜中には放送されませんから、本当に放送されたとしたら、かなり特殊な回であることは間違いないですよね。

しかも、真っ暗な中をひたすらのび太が歩きその後ろ姿が延々と映っていたそうで、最後にのび太が『行かなきゃ』と言って終了されたのです。

こんな不思議な回ですが、見たという人が多数いるんですよ。

 

1996年9月23日といえば藤子F不二雄先生が死去した日であるので、それを追悼する意味でテレビ局が放送したとも言われています。

そうだとすると、『行かなきゃ』は、天国へ~という意味を込めているのですかね?
のび太の最後の『行かなきゃ』のセリフが藤子F不二雄先生の声だったという声もあるんです。

実際の放送回動画自体は出回っていないので、真相のほどは謎です。
こうしてドラえもんの都市伝説として語り継がれています。

では、他にもどんどんドラえもん都市伝説を見て行きましょう。

「タレント」は最も怖い回として都市伝説界で有名です。
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ドラえもん都市伝説タレントとは?

ドラえもん都市伝説として語り継がれている、『タレント』の回はドラえもん放送史上最も怖い回として語り継がれているのです。

しかも、内容は支離滅裂で一体何が言いたかったんだか・・と誰もが思うようなものなんです。

放送されたのは、1984年7/20と言われていますが、テレビ局側は放送の事実を否定しています。

でも、最初に説明した『行かなきゃ』以上に、『タレント』の回を見たという多数の人がいるんです。

内容は、いつものようにのび太が「地下世界の商店街へ行きたい」とドラえもんに頼み、道具を駆使して地底に行くのですが、そこでベレー帽を被った少女に赤い封筒、インク、鉛筆を手渡されるんです。

その後、警官のような人たちに「君たちは撮影か、撮影ならあちらだ」などと良くわからないことを言われ、案内された場所に着くと大きな地球のミニチュアが置いてあります。

そのミニチュアに近づくと、それがパックリと割れます。
すると中から黒い血のような液体が流れ出してくる。

それを見たのび太とドラえもんは抱き合って震えあがる。

以上。
という話です(-。-;

全く意味不明ですよね。。

探してみると、その回を再現してくれてる動画がありました。

ちなみに、それに人によっては、このような内容ではなかったなんていう人もいますしね。
どれが正しいのかも今となってはわかりません。

ドラえもんの回は通常完結型ですが、この回は全く完結されてませんし、一体何が言いたかったんでしょうか?

謎が謎を呼びますね。

それでは、もう一つのドラえもん都市伝説植物人間に行きましょう。

ドラえもん都市伝説植物人間とは?

この都市伝説はのび太が実は植物人間で、ドラえもんの話はすべて眠っているのび太の頭の中で空想されている夢の話だという説です。

そうだとしたらあまりにも悲しいですが、これがドラえもんの最終回として語り継がれているんです。

 

内容はと言うと、いつものようにのび太が学校から帰宅すると、ドラえもんはこっそりと荷造りをしています。
不思議に思ってのび太はドラえもんになぜ荷造りをしているのか訊ねると、なんでも時空法が変わって未来に帰らないといけなくなったと言うんです。

ドラえもんは別れがつらいので、のび太に何も言わずこっそりと未来に帰ろうとしていたんですね。

もちろんのび太は必死でドラえもんのことを止めますが、ドラえもんは帰って行ってしまいます。
そして涙を流し呆然とするのび太でしたが、次の場面では、のび太は病院のベッドに横たわっています。

そこでは、ベッドの脇にはのび太のお母さんがいて、「のびちゃんが事故に遭ってから半年が立つわね。」とやさしく語りかけています。
そしてママの声を聞いたからでしょうか。
のび太の目から一筋の涙がすーっとこぼれます。

どうやらのび太は事故の後植物人間になって病院で眠ったままの姿になっているようなんです。

それを見てママがつぶやきます。

 

「どんな夢を見ているのかしら。早く目を覚ましてちょうだい」

ドラえもんは眠っているのび太の頭の中で作られたものだった。というようなお話なんです。

いつもべそをかいてドラえもんに助けを求めるのび太は、実は植物人間だっただなんて、あまりに悲しい結末ですね。

 

また、ドラえもんの話ができたきっかけは一人の植物人間の少年がつぶやいた言葉を作者の藤子F不二雄先生が拾ったことからできたものだという説もあるんです。

作者がまだ生きておられたらぜひ聞いてみたい部分ですよね。
今となってはどれが本当のことなのかわからないですよね。

色んな最終回が囁かれていますが、僕が一番好きなのはやはりこれですね。

ご覧になる前にハンカチ用意さえることをお勧めしますよ。
ほんとに。

これはいい話ですよね。

最終回はこうでなければいけません。

ドラえもんの都市伝説~まとめ~

たくさんドラえもん都市伝説をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

これらはまことしやかにささやかれている不思議なことばかりです。
でも、こんなに都市伝説が出回っているのも、ドラえもんが時代を超えてみんなに愛されている証拠でもありますよね。

今の時代に見たって、全く古い話のようには感じませんもんね。

ドラえもんはこれからも、都市伝説と共にみんなに愛され続けるんでしょう。