チュパカブラ事件をご存知だろうか?
主に南米で家畜が正体不明の生物に襲われ、血を吸われる被害が即出した。

2016年3月には中国で200羽のニワトリが同様の被害にあった。

その事件を引き起こしたと言われるチュパカブラは本当にいるのか?
いつとすればその正体とは何なのだろうか?

 

ただのデマなのか?

まずは南米、中国でおきた家畜吸血事件をキッカケに勃発したチュパカブラ騒動を参考にチュパカブラの正体と真相に迫りたいと思う。

実は、捕獲されたチュパカブラの映像があるのだ。

 

チュパカブラの正体とは?

まずは、チュパカブラについての基礎知識をおさらいしよう。

チュパカブラの特徴

  • 特徴的な大きな牙がある
  • 背中にとげのようなものがある
  • カンガルーのように2〜2.5メートルジャンプする
  • 翼を持っていて飛行できるとの目撃例も
  • 全身が毛で覆われている
  • 赤い大きな目
  • 大きさは90cmのものから2m程度
  • 二本足で直立する
  • 足の指は3本
  • 「ルーンヤ、ルーンヤ」と鳴く

チュパカブラにはこれらの特徴がある。

そもそもチュパカブラが有名になったキッカケは「チュパカブラ騒動」と呼ばれる、不思議な事件がった。

チュパカブラ騒動の発端

1995年にアメリカのプエルトリコ島で冬眠が飼育していたヤギの生き血が全て抜き取られるというなんとも信じ難い事件が発生した。

殺されたヤギのの下アゴや首には2、3カ所の血を抜き取ったと思われる穴が開いているのだがなんと、その周辺りには流血した跡が全くなかったという。

ヤギの生き血を吸い取った犯人を目撃した人の証言が上記のようなものだったので、UMAではないかとされ、チュパカブラと呼ばれるようになる。
チュパカブラとはこの時の事件がキッカケでつけられた名前でスペイン語でスペイン語で「山羊の血を吸う者」という意味である。

 

この1995年の事件をキッカケに、世界各地で1000件余りの似たような事件が報告されている。
実際はコヨーテやオオカミが家畜を襲ったさいに、目撃者が見間違えた物がほとんどであろう。

しかし、動物の血液を吸い、さらに流血の後を残さないもに関しては、現在存在が確認されている生物ではなし得ない事である。

これらに関してはチュパカブラの仕業だと考えていいのではないだろうか?

 

しかし突如として現われたチュパカブラ、一体どこから来たのだろうか?
その正体には様々な説がある。

 

この動画は2015年で中国で捕獲されたチュパカブラとみられる生物だ。

チュパカブラの正体3つの有力説

ここからは最も有力とされている3つの説について検証していこうと思う。

下の3つがチュパカブラの正体として有力視されている6つだ。

  • アメリカの生物兵器説
  • コヨーテ説
  • 宇宙人のペット説
  • 宇宙人説
  • 昆虫説
  • 人間説

チュパカブラの正体其の①:アメリカ軍の生物兵器

チリの陸軍がチュパカブラ3匹の捕獲に成功し、この3匹はすぐにアメリカ軍によってどこかへ連れて行かれてしまったという。

その後1988年にアメリカ・ネブラスカ州のアメリカ軍事施設の跡地から、チュパカブラがミイラ化したと思われる死体が発見されたと言われている。

 

この噂が本当なら、チュパカブラはアメリカ軍がなんらかの関与をしていると予想出来る。
恐らく生物兵器を作る為に何らかの動物が遺伝子操作によって未知の生物になったのではないかと言われている。

実はこの噂を真実だと裏付ける証拠が他にもあるのだ。

実はチュパカブラ騒動が起こる5年前、プエルトリコ、セイバ・ノルテ村のハグア地区で、ヘビに似た頭部と翼を持つ怪生物が住民によって捕獲されたことがある。

これはチュパカブラの特徴と似ていないだろうか?

だが、その怪生物は「タスクフォース」によって強奪されたらしい。
そして実はタスクフォースとはアメリカの秘密調査チームなのだ。

つまり、この謎の生物はアメリカの秘密調査チームが強奪していったといわけだ。

住民が捕獲した怪生物は、タスクフォースの遺伝子組み換え実験動物だった可能性が示唆されている。

しかもプエルトリコは、かつてアメリカの様々な実験場として利用され、経口避妊薬やダイオキシン系化学薬品の開発が行われていたという歴史がある。

 

これらの実験で使用した薬物の影響で図らずも遺伝子に影響を受けた動物がチュパカブラなのだろうか?

チュパカブラの正体其の②:皮膚病に感染したコヨーテ・オオカミ説

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photo by Tambako The Jaguar

生物学の世界では、チュパカブラの存在を否定し、何らかのひつ病に感染し毛が抜けたコヨーテやオオカミなどと言われている。

しかしコヨーテやオオカミが吸血するなどという話は聞いた事が無い。

しかも一滴の血液も残していないのだ。

この点から、個人的にはコヨーテ・オオカミ説は全く説得力に欠けると感じている。

チュパカブラの正体其の③:宇宙生物説

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photo by SantaRosa OLD SKOOL

巷ではチュパカブラは宇宙人のペットで、其のペットが逃げ出した。または意図的に宇宙人が地球に離したという説もある。

しかしどうだろう?

逃げ出したとしたら捕まえられるくらいのテクノロジーは宇宙人ならもっているだろう。
なにせ宇宙空間をUFOで星から星へ移動する技術があるのだ。

ペット一匹捕まえられないような事は無いだろう。

 

だからと言って、意図的にはなしたというのも、理由がよくわからない。
地球のヤギの数でも減らしたいのだろうか?

私は宇宙人は地球人に対して友好的な感情をもっていると思っているので、この説には違和感を覚える。

 

ではチュパカブラとは何なのだろうか?

チュパカブラの正体其の④:宇宙人説

チュパカブラが宇宙人であるという説がある。

宇宙人・・・ヤギや牛の血を吸いまくる宇宙人・・・。

なぜ?
宇宙からわざわざ地球のヤギや牛の血を吸いに来る必要などあるのだろうか?

それはどんな事情だろうか?
高級食材かなにかなのだろうか?

だとしたら、なぜ自分たちで飼育したり、もっと被害が出ないのだろうか?

よくわからないものは取り敢えず宇宙人だと主張する人が一定数いるので、これもその結果に過ぎないと私は思う。

チュパカブラの正体其の⑤:人間説

保険金目的で自分の家畜を殺したという説である。
おそらくこの説を唱えた人は、家畜から全ての血液を抜き取ることが不可能だと知らない。

一滴残らず吸い尽くすことなど、機会を使っても不可能なのだ。

つまり、人間説はありえない。

 

どこかのカルト教団が黒魔術のために大量の血液を必要としたから、家畜からとったと唱える人もいる。

ただ、人間業でないことはカルト教団でも出来ない。

では、チュパカブラとは一体なんなのか?
私が最も有力だと思っている説は次のものだ。

チュパカブラの正体其の⑥:虫説

大量の虫が家畜に群がり血液を吸いまくる。
そんな絵を想像できないだろうか?

例えば、山蛭のような吸血生物が大量に発生することは自然界ではありえなくないのではないだろうか?

なぜなら、特定の虫の大量発生は定期的にあるからだ。
それも、地域を選ばずに。

これはチュパカブラの被害が世界中で起きていることと矛盾しない。
しかも、小さな虫なら人にきづかれにくいという点でもありえなくないのだ。

もちろん、虫に限らず、ネズミのような小型の小動物である可能性もある。
この動画のように超大量発生することも普通にありえるのだ。

このような小動物型で、吸血する生物が大量発生し、モグラのように地底を棲家としているため、発見されずにいるのかもしれない。

チュパカブラまとめ

上記6つの説の中から最も有力とされるのは其の⑥であると考えられる。

また、①の生物兵器説もあるかもしれないと思っている。

実際米軍では公表していない軍事情報がたくさんあると言われている。
(そうやすやすと公表出来るはずも無いのだが。)

 

エリア51の存在も元々は認めていなかった物であるし、
今後も「実はチュパカブラは米軍の生物兵器実験で・・」と公表されることも予想出来るのではないだろうか?

しかしどの説も推論の域を出ないのは残念な事である。