予言者といえばノストラダムスが有名ですが、日本でもかつて予言者と呼ばれた人物がいたことをご存知でしょうか?
その人の名前は出口王仁三郎(でぐち おにざぶろう)。
神道信仰主義が叫ばれた明治時代の中、自らの教えを立ち上げ、政府から弾圧を受けても負けじと自身の宗教を存続させた人物です。
でもこの出口王仁三郎、ただの宣教家ではなく予言も残しているのはご存知でしょうか?
ここでは、出口王仁三郎がどういう人物かを学びつつ彼が残した予言たちにもスポットを当ててみましょう。
一般に見られる宗教とは少しちがう、そんなまさか…と思いながらもなぜか自然と引き込まれてしまうこと間違いなしですよ。
出口王仁三郎の予言の数々
もともと幼い頃から霊能力を持っていた出口王仁三郎。
宗教家の傍ら、彼は予言者としての力を発揮しています。
例えば出口王仁三郎は第二次世界大戦が始まる前からアメリカに占領されることを予言していました。
当時の日本政府はその予言はデタラメだと揶揄し、王仁三郎に対して何度も弾圧をかけましたが、実際には第二次世界大戦が勃発、太平洋戦争末期の日本は原爆を落とされ、ポツダム宣言で日本は戦争敗北を宣言。
確かにアメリカ占領時代がありましたよね。
また王仁三郎は宗教戦争を予言していました。
これはアメリカの貿易センタービルに飛行機がぶつかった、9.11テロのことを差しているといわれています。
そのほかに物質的なものについての予言もありますよ。
私たちの携帯電話(時計型のスマホ)、ボタン一つでお芝居が観れると出口王任三郎が表現したテレビも予言しています。
あとはリニア中央新幹線ですね。
「時速700キロの弾丸列車が地上に浮いて走るようになる」とも予言していました。
また電波が地球上にはびこり過ぎて宇宙の調和の乱れるとのこと。
もしかして電磁波の影響でパソコンが壊れて情報システムが崩壊する…ということなのでしょうか?
そうなるとミサイルがや核爆弾が誤動作しちゃうこともあるわけで…
これから起こるであろう予言は、戦争に関することも書かれています。
戦争についてはイスラム国のことや北朝鮮のこともありますので、確かにいつ戦争が起こってもおかしくありません。
特に、出口王任三郎はこれからの日本をこう予言しています。
出口王任三郎が語るこれからの日本について
出口王任三郎は今後の日本は世の中の立て直しを避けることができない、としています。
北の方角から外国の軍が攻め行って北海道、三陸を通過して果ては日本列島を占領し、東京に核が落とされるという…
それに輪をかけて大災害も起こると予言しています。
地震、雷、火災…自然災害で生きる必要がある人と生きる必要がない人が選別され、日本人口は3500万人に減少してしまうのです…!
この最悪のシナリオを避けるにはどうしたらよいのでしょう?
それは、日本人の改心がキーポイントで、日本人一人一人の心を改めることで世界全体はよい世の中になるというのです。
日本人の改心がカギを握るとはどういうことなのでしょうか?
世界を救う手段に日本が関わっているということは、政治的な問題も絡んでいる可能性も否定できません。
日本から見て北の方角はロシアのことだとすると、アメリカが日本を巻き込んで戦争をするということなのかもしれません。
さて、まだ未経験とされる予言もありますが、過去に当たった予言はなぜ「当たった」のでしょうか?
それに対して出口王仁三郎はこのように答えています。
この世とあの世は繋がっている
「この世で起こる出来事や事件はあの世に現れている」
このように王仁三郎は語っています。
つまり、あの世とは心の中に浮かんだものが具現化する世界で、私たちが今生きているこの世という世界はあの世であった出来事の現し身でもあるということ。
事象が起きる時期はあの世には時間の概念がないため、例えばあの世で起きたことがこの世では3日後に起こることもあるし、10年後だったり何百年後に起きことがあるのです。
また、予言が当たらないことがある場合…例えば大地震が起きてたくさんの人々が死ぬという神からのお告げがあると聞くと、人々は現実に地震による被害が起きないよう祈りますよね。
神社やお寺、または人柱を立てたり…
この「祈る」という行為も、心の中に浮かんだものを実現化させ、霊界から災害のメッセージが届いても、この世で祈り続けていると地震が起こらなかったり地震が起きても被害が小規模だったりということになります。
ただし、この祈るという行為は神仏に「お願い」して現実を変えてもらうという前提で成り立っていることを忘れてはなりません。
神仏も下界に生きる人間と異なり、いわゆる想念の世界にいる存在だからです。
人々が神にお願いすればどんなに地球レベルで酷い状況になってしまっても叶えてくれるでしょう。
こうしてみると出口王仁三郎は予言や霊界の事にも納得のいく理論を展開していて今生きている私たちにまだ見ぬ霊界の世界に興味を持たせてしまいますよね。
このように予言者として、霊能者としての能力を持つ出口王仁三郎とはそもそも何者なのでしょうか?
出口王仁三郎とは何者なのか?
出口王仁三郎は1871年生まれ。
この名前は本名ではなく、名前を変える前までは上田喜三郎として育てられました。
喜三郎は幼い頃、虚弱体質で学校に通うことができず祖母に勉強を教えてもらいとても聡明な人物に成長しました。
また、喜三郎は霊能力も幼少から備わっており、ある時大干ばつで村中の井戸が枯れ果ててしまい、村の大人たちが必死で水脈を探していたところ、喜三郎が地面に耳を当てて水脈を当ててしまいました。
それ以来周囲からは神童とも呼ばれていたほどです。
ただ、義侠心が強すぎる性格を持っていて時に喧嘩っ早いところはありましたが。
やがて成長した喜三郎は父の死と、喧嘩っ早い性格が災いしての怪我と、昔の伝承や言霊学に詳しい祖母(祖母の兄は日本言霊学者)からの訓戒を受けたことをきっかけに宗教家に転身。
数々の修行を受けたのち霊学会という宗教を設立します。
こうして着々と布教活動をしていた喜三郎は、ある人物と出会うことで彼の人生に大きな変化をもたらしました。
その人物とは誰でしょうか?
出口なおとの出会い
ある日、神のお告げにより喜三郎は大本(おおもと)という宗教を立ち上げた出口なおと対面します。
神のお告げによると、喜三郎となおが協力してこの世の救世をしなさいという内容でした。
喜三郎は一刻でも早く世の中の救世をしたい一心でなおを説得しましたが、稲荷神を信仰する喜三郎に対してなおは不信感を持っていたため、最初は物別れに終わってしまいました。
しかしその後、なおも神のお告げにより喜三郎こそなおの待ち人であるという言葉を受け、なおは喜三郎を受け入れることに。
そして喜三郎はなおに次いで大本教祖となります。
それにしても何故出口なおは稲荷を信仰することに抵抗を感じていのか?
国之常立神(くにのとこたちのかみ)を信仰する大本にとっては稲荷神(白狐)は下郎の役で奉仕するという教えが存在します。
なので推測するに、なおは尊い存在である国之常立神より低い稲荷神と協力することに抵抗を感じたのでしょう。
(これあくまで推測ですよ。)
こうして国之常立神に憑依して神のお告げを聞くことができる出口なおと協力して、喜三郎は日本の救世に向けて力を注ぎました。
その後出口なおの五女と結婚し婿養子となった喜三郎は、これをきっかけに改名し出口王仁三郎となったのでした。
今回は出口王仁三郎について詳しくお伝えしてきました。
最後におさらいをしていきましょう。
出口王仁三郎について〜まとめ〜
出口王仁三郎は幼少期から普通の子供ではなく、霊感もあって神童と呼ばれていました。
大人になった彼は神のお告げにより出口なおと出会い、布教活動で日本を救済し、予言をいくつも残していきました。
その予言が当たったり外れたり…というのは霊界の想念がこの世に現し身となって現れ、人災、天災が起こります。
最悪の結果を少しでも免れるよう、神や仏を信心し祈り続けることで人災や天災の犠牲者が減るということも学びました。
霊界は想念の世界であるということは、世界中のみんなが幸せになるようにと祈れば、本当にそうなってしまうってことですよね。
人間はなぜお互いを差別したり、お互いの文化を蔑んだりするのでしょう?
人種なんて見た目は違っても中身はみんな魂でできているというのに…
霊界ではなぜ戦争が起こるのか、世界中のみんなが平和に生きる方法を知っているといいます。
私たちはその解決法をまだ知りません。
この世に生きる者たちの宿題ということなんですね。
私もまた、どうすれば戦争がなくなるかという問題は未だに解けていません。
あなたはどうしたら世界中の戦争がなくなるのか、解決法は分かりますか?
記事内で解説していないことなど動画で喋りました。
コメント
コメント一覧 (1件)
本当に仲間なんですよ、サブちゃんやんかと呼んでたそうです、太陽が割れ空に太陽が4つ5つと夜がなくなり火の雨が降る、知らせてはならない事ゆえここまで、1000年前から霊能の家系ですが、2018現在、太陽は割れ始めている、