世界の終わり

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パルテノン神殿の黄金比とは?特徴と2500年の歴史に迫る

世界中には、今でも多くの芸術的で神秘的な建造物が残されています。

今回は、その中でも黄金比率で有名なパルテノン神殿についての話です。
2500年前に作られたとは思えないような神業がいっぱいなんです。

まずはパルテノン神殿の基礎知識、その後不思議な話をみていきましょう。

パルテノン神殿の場所は?どこの国にある?

パルテノン神殿は、ギリシャに実在しています。

ギリシャとは、東南ヨーロッパにある国なのは、あなたも知っているかと思いますが、首都であるアテネにあるアクロポリスの丘にある神殿です。

2004年にアテネオリンピックが開催された、あのアテネです。

パルテノン神殿がある場所はわかって頂いたと思いますが、どんな建物を想像していますか?

ネット上でも、おそらく学校で使われているような資料などにも、一般的に使われているのは、

何本もの柱がほぼ等間隔で並び、全体的に老朽化している」
「今にも崩れてしまうんじゃないかと心配してしまいそうな白い建物

といったところでしょうか。

どうでしょう?想像できますか?

そのパルテノン神殿ですが、芸術的にもとても素晴らしい、最高傑作とも言える建物であることは知っていましたか?

今の時代、次々にいろいろな技術が発展し、世界のあちこちに芸術的な建造物はたくさんあります。
ですが、パルテノン神殿が建てられたとされるのは、紀元前のことで、PCなどで細かく正確に、計算したり設計できたりできる時代じゃないんですよ!

しかも、重機なんてものも存在しない時代だから、全て人間の手によって造られたものなのです!

その建物は、美しくあるために、細かく計算されたうえで建設され、さらには美しく見えるために黄金比率を導き出し建てられた建物なんて言われているんです。

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僕がよく使う「黄金比」は、味付けする調味料の料理酒とか醤油とかの割合で、何度作っても同じ味で、いつ出しても美味しい!と言われる比率のことですが……。

そのパルテノン神殿の黄金比ってなんでしょう?

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パルテノン神殿の黄金比とは?

黄金比とは、最も美しい(料理でいえば、最も美味しい?)、しかも安定した美しさ(何度作っても美味しい?)のこと。

こんな表現をしてしまうと、なんだか軽い感じになってしまうので、「最上級の美しさと安定感」とでも言うべきかもしれませんが。

そして、比率というくらいなので、ちゃんと決まった数値もあるので、感覚的に美しさを感じるレベルというわけではありません。

 

その比率は1:1.618で、パルテノン神殿の他にも、この黄金比が使われている芸術品も数多く存在し、惑星の軌道までも関係しています。

極論を言えば、僕たち人間の体までもこの黄金比でできているというので、驚きですよね。

その黄金比の比率がわかったところで、パルテノン神殿の特徴に触れていきたいと思います。

パルテノン神殿の特徴は建築様式にあり

紀元前5世紀前後に建てられたとされるパルテノン神殿は、古代ギリシャで当時主流だったドーリア式という建建築様式で造られています。

その特徴は、ほぼ等間隔に並ぶ柱は短く、すごく凝った装飾が彫られているわけでもありません。
そしてその柱で屋根を支えているという、部分的にはとてもシンプルなものという感じです。

言ってしまえば、子供のブロックで簡単にマネて作れちゃいそうな構造のパルテノン神殿。

その神殿が、ギリシャ神殿建築の歴史上、最高傑作とも言われるその神殿の魅力は、どんなところなんでしょう?

パルテノン神殿の魅力は?

まずは、黄金比でも触れた通り、最上級な美しさを表現するためにある黄金比率で造り出されたもの。

わかりにくいので、神殿の長さや大きさを比較してみてみましょう!

 

そのパルテノン神殿が目の前にあるとします。

まずは、神殿の真正面に立って神殿を見ると、その幅が30.9mあります。
そして続いて横に回ると、その側面の長さは69.5mになっています。

つまり、建物全体の縦横の比率が4:9です。

 

さらに、また正面に戻り、上を見上げると、屋根の三角の部分(破風と呼ばれています)の高さと、底辺の直線部分の長さの比率も4:9になっています。

そして、上に行くにつれ細くなっている柱ですが、その柱の直径に対し、柱の中心から隣の柱の中心までの幅が4:9になっているんです。

この繰り返し使用される比率によって造られたものであることが、最大級の魅力を持つ歴史的な建造物とされる、ひとつのワケ、魅力と言えます。

 

動画で見たほうが分かりやすいですね。

 

さて、時の流れとともに、建物は朽ちていくわけですが、今の姿に至るまでにどんなことがあったでしょう?

パルテノン神殿の歴史

神殿が造られたのは、今からおよそ2500年も前。

この頃の日本と言えば、縄文時代が終わりに向かい、弥生時代が始まった頃と言われます。
その頃に伝来し、水田稲作農耕が初めてできるようになった時代です。

日本ではやっと水田ができ始めた頃に、古代ギリシャでは神殿の建設ができたということです。

比較してみると、結構な差がありますね……。

そのパルテノン神殿ですが、現在実在しているものの前にも神殿があり、その建物は戦争によって跡形もなく、なくなってしまっています
残念なことですね……。

ただ、その何もなくなってしまったところに、また神殿を建てようということになったらしく、それが現在のパルテノン神殿ということです。

建てようと計画したのが、その当時アテネ市長のペリクレスさん。
そんな遥か昔から、市長という立場が存在していたのかどうかは疑問ですが……。

そして、その市長から指導を任されたのが、古代ギリシャで偉大と言われた建築家で、イクティノスさん。

そのイクティノスさん主導のもと、建設が進められてきたわけですが、15年もの時が流れようやく完成した大事業です。

その大事業で完成したパルテノン神殿は2500年もの間、そこに存在しているわけです。

でも、土台から柱から屋根までも全て石材だけの建造物は、石そのものが持つ自然な本質によって劣化し、近代化により排出されるガスなども要因し、あのようなダメージを持った建造物になっています。

今後も、ますますそのダメージが進んでしまうことが心配です。

そんなパルテノン神殿ですが、追求すればするほど奥深く、いろいろな歴史を持った建造物ですが、基本的な情報をまとめてみるならば……。

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最後におさらいをしていきましょう。

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パルテノン神殿〜まとめ〜

パルテノン神殿は、ギリシャの首都アテネのアクロポリスの丘に建つ、紀元前5世紀前後に造られたもので、当時のギリシャで主流だったドーリア式という建築様式で造られたものでしたね。

全て石材のみを使用し、至ってシンプルな建築様式での建造物ではありますが、黄金比率が存在していました。

最上級の美しさかつ、安定した美しさである黄金比のもと建築されたもの。
その比率は1:1.1618とされ、パルテノン神殿の他にも世界に芸術品として多く残されています。

人間の体も黄金比で作られたものだなんて。
そんな美しく神秘的で、歴史ある建造物だから、2500年経った今も大切に残されているんでしょう。

パルテノン神殿の他にも、数多く残されている世界遺産。

1つでも多く、この目で見てみたいものです。

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皆さんからのコメント一覧

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 正直、子供の頃はギリシャ神話の世界の神々やローマ神殿に憧れた。

    私だけかも知れないがゼゥスや美の女神に憧れと尊厳の眼差しでよく書物を読んだ。

    最近この記事に触れる機会に喜びを覚えます。

仲間からのコメントお待ちしています!

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